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松江の花火、来夏は有料席を全て指定に…「有料なのに場所取り ... - 読売新聞オンライン

 松江市の宍道湖で8月5、6日にあった「松江水郷祭湖上花火大会」で有料観覧席の3割強が売れ残った問題で、主催者の推進会議(会長・田部長右衛門松江商工会議所会頭)は、来夏は有料観覧席を全て指定席にすることを決めた。今夏は席数を昨年の約10倍に増やしたが、一部エリアで場所取りが必要だったことに批判が相次いだためで、安価な席も導入する予定だ。(阪悠樹)

 推進会議は今夏、物価高騰に伴う花火の製造原価上昇や警備の人件費増などを受け、事業収入の拡大を図ろうと有料観覧席を2万6000席に増設。有料エリアの拡大に市民らの理解を得ようと、花火の数も昨年より6500発増やし、両日で計2万発にした。

 推進会議が公表した販売実績によると、パイプ椅子やマス目による指定席計4800席は完売したが、芝生や階段で譲り合って座るブロック席は計8600席が売れ残った。1人5500円と有料ながら、場所取りが必要だったことが敬遠されたとみられる。

 このため花火大会の決算見込みでは、事業収入は8913万円で、当初見込み(1億3790万円)の6割にとどまった。ただ、企業協賛金が9930万円と想定より4930万円多く、事業収入の不振を穴埋めする形となり、収支全体では約50万円の黒字としている。

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