
電子顕微鏡や特殊なカメラ、強度を測る機械などがずらりと並ぶ。新たなバイオプラスチックなどを求め、試行錯誤する学生の半数以上は、世界各国から来た留学生だ。
そんな研究室で宇山浩・大阪大教授(高分子化学)が手に持つのは、白く固まった粉のような物質。水滴を落とすとあっという間に吸い取ってかたまりになった。
微生物などの働きで分解される「生分解性」の高吸水性ポリマー(SAP)だという。
SAPは、紙おむつの吸水材として欠かせない材料だ。網目状の構造で、たっぷりと水を吸収できる。多くは「非生分解性」のポリアクリル酸が使われている。
研究室では安価なデンプンをベースに、レモンなどに含まれる天然の有機化合物を加えて反応させた。
特許出願中で詳しい製法は秘…
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