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新型iMacがWWDC20で発表?からiPhone 12(仮)は7月に生産開始?まで。最新アップルの噂まとめ - Engadget日本版

BARCELONA, CATALONIA, SPAIN - 2019/11/25: Apple's popular Apple logo, an American company that designs and produces electronic equipment and software, seen at the Passeig de Gràcia store. A boulevard of just over a kilometre, the Passeig de Gràcia store brings together the most important commercial brands in the world of fashion and luxury accessories. Black Friday commercial campaign determines the beginning of the most significant sales period oriented to the Christmas period. (Photo by Paco Freire/SOPA Images/LightRocket via Getty Images)

Paco Freire/SOPA Images/LightRocket via Getty Images

新型iPhoneの話題よりも、MacがIntelチップから独自プロセッサへ移行するとの噂が関心のマトになっていた6月の第2週。今月22日予定のWWDC20基調講演にて正式発表があるのか、静かに待ちたいところです。

新型iMacがWWDC20で発表?からiPhone 12(仮)は7月に生産開始?まで、最新アップルの噂をまとめとお届けします。

LTPO

Apple

台湾の業界情報誌DigiTimesが、アップルのサプライチェーンがすでに2021年のプレミアムiPhone向けにLTPO技術を使用した有機ELパネルを開発中と報道。そこから様々な憶測を呼んでいるニュースです。

Apple Watch Series 4以降でも採用されたLTPO(低温多少酸化物)技術は、ディスプレイ上の個々のピクセルのオンのオフを切り替えるバックプレーン技術の一種。アップルはSeries 5では常時点灯画面を実現するとともにSeries 4と同等のバッテリー持続を可能にしたと謳っており、優れた省電力が期待できるものです。

これをiPhoneの有機ELパネルに採用すれば、従来方式のLTPS(低温ポリシリコン)よりも最大15%もの省電力が見込まれ、ひいてはiPad Pro(2017年モデル以降)と同じくProMotion=120Hz(1秒間に画面を120回書き換え)ディスプレイを搭載するカギになるとの見方もあります。

現行のiPhone画面は60Hzであるところ、倍の120Hzにすれば反応速度の向上や滑らか表示できる一方で、省電力の増加も伴ってバッテリー持続時間の低下は避けがたい。そのため1Hz(毎秒1回の更新にして電力消費を抑える)~120Hzまで可変できるLTPOが必須であるーーディスプレイ専門アナリストはそう分析していました

そしてiPad ProのProMotion技術は、Apple Pencilの書き心地、すなわちペンと画面の追随性を支えているもの。ほぼ毎年のように現れる「新型iPhoneのスタイラス対応」説ですが、iPhone 12シリーズの1つは6.7インチとの噂もあって画面サイズも大型化が進んでいるだけに、そろそろ実現性が高まってきたのかもしれません。

iMac

iMacシリーズは2012年にデザインが改訂されてから早8年、正面から見た「分厚いベゼルと画面下のアゴ」は10年も変わっていません。そんな伝統(?)を守り続けるiMacに新風が吹き込むかもとの噂話です。

噂の出どころは、アップルのインサイダー情報に詳しいSonny Dickson氏のツイート。「iPad Proのデザイン文法を採用し、Pro Displayのようなベゼル。T2チップ、AMD Navi GPU搭載、Fusion Drive廃止」と短文ながらも情報料がギッシリ詰まった内容となっています。

iPad Proのデザイン文法+Pro Displayのようなベゼルとは、ベゼルを狭くしてアゴもなくす(薄くする)ということ。そしてFusion Driveつまり「Flashメモリキャッシュ+HDD」の廃止とT2チップすなわちSSDコントローラを含む統合チップの採用はセットであり、内蔵ストレージがSSDに統一される可能性を示しています。

それに続き、今週は新型iMac近日登場?を裏付けるかのような噂が相次ぎました。まずアップルのオンラインストアで27インチiMacの到着予定日がWWDC20基調講演後の26日以降となっていること。その一方で21.5インチiMacは滞りなく納品予定となっているため、27インチモデルが近日中に発表されるのでは……との憶測です。アップルは新製品発表前には現行製品の在庫を抑えてきた前例があるため、期待がにわかに盛り上がったしだいです。

もう1つは「未発表製品が公式に初めて露出する場」としておなじみEECデータベースに、新型iPhoneとともにデスクトップMacが登録されたことです。EECはロシアやベラルーシなどが属するユーラシア経済連合の執行機関であり、これら地域で暗号技術を使った製品を販売する前にはデータベースへの申請が義務づけられるため、リークは避けがたい仕組となっています。

並行してArmベースMac発表の噂もありますが、「2021年に初号機を出荷するまでに外部のアプリ開発者に準備時間を与えるため」早めに告知ともいわれており、こちらは従来通りIntelプロセッサ搭載となる可能性が高そうです。

iPhone12

iPhone 12シリーズの量産は、今年2月には新型コロナ禍からくる渡航制限により(アップルの開発者が中国工場に行けず)遅れていると囁かれていました。それから数か月を経て、ようやく7月から開始されるとのサプライチェーン情報です。

台湾DigiTimesは、アップルがiPhone 12の「EVT」第2フェーズを完了して7月に生産を開始すると報道。EVT(技術検証テスト)DVT(設計検証テスト)>PVT(生産検証テスト)にいたる最初のステージではありますが、いまだ米国から中国への移動も自由とはいえない中では明るいニュースではあります。

ただしDigiTimesは「iPhone 12シリーズは全て同時発売か」どうかには言及ナシ。多くのアナリストやメディアはおおむね全4モデルと予想し、「うち3モデルは9月発売、ハイエンドで最大サイズの6.7インチのみ10月発売」との見方で一致しています。

毎年秋のフラッグシップiPhoneが全モデル同時発表/発売日はモデルごとにずらす方針は、2017年や2018年モデルでも前例があったこと。またiPhone 12シリーズは全て5G対応ながらサブ6GHz対応モデルは9月発売、ミリ波対応モデルは12月~翌年1月の2段階になる。なぜならアップルがアンテナインパッケージ(ミリ波帯通信に必須なパーツ)を自社開発すると決めたためとするアナリスト予測もありました

世界各国とも新型コロナ禍からの完全回復がしばらく厳しいもとでは、価格も「いつ買うか」を左右する重要なファクターとなるはず。iPhone 12のエントリーモデルは初の有機EL採用+5Gで約7万円の噂もありましたが、5G普及やサービス事業のすそ野を広げるためにも、アップルには価格面でがんばりを期待したいところです。

19 March 2019, Saxony, Dresden: Lisa Marie Eisner, a trainee microtechnologist, is wearing a plastic housing for transporting silicon wafers in an automation laboratory of the chip manufacturer Globalfoundries (GF). An external meeting of the Saxon cabinet with a focus on digitisation will take place on Tuesday at Globalfoundries. Photo: Sebastian Kahnert/dpa-Zentralbild/dpa (Photo by Sebastian Kahnert/picture alliance via Getty Images)

Sebastian Kahnert/picture alliance via Getty Images

アップルからiPhoneのAシリーズチップ生産を受託している台湾TSMCが、2022年後半に3nmプロセス生産を開始するとのDigiTimes報道です。

きわめてアバウトにいえば「数字が小さくなる(回路線幅が微細化する)ほどトランジスタ集積度が高くなり、電力対性能も向上する」製造プロセスですが、iPhoneのAシリーズチップは着実に進化する傾向にあります。iPhone 8のA11は10nm、iPhone XRのA12は7nm…と改められるたびに、競合するAndroidデバイスのSoCを上回るパフォーマンスが実証されてきました。

iPhone 12シリーズ用のA14(仮)チップもTSMC製造により5nmプロセスと噂されていますが、2022年といえば世代的にはiPhone 14(仮)の量産にも間に合うはず。そしてTSMCが最新技術をAシリーズチップに投入してきた前例を考えると、そのA16(仮)チップもスマートフォン用として初の3nmプロセス製造と予測されます。

単純にSoCのスペックだけならば他社製をしのぐAシリーズチップですが、実際にアプリをマルチタスクで動作させる上では保持するメモリ量がモノをいうため、iPhone 11 Pro Maxがアプリ起動速度テストでGalaxy Note 10+の後塵を拝したことがあります。ハイエンドAndroidデバイスに搭載メモリ10GB以上が珍しくなくなっているなか、いまだに4GBに留まっているiPhoneですが、そろそろ大幅な増量が望まれるかもしれません。

Arm Mac

6月22日のWWDCにて「MacがIntelチップから独自開発のArmベースプロセッサに移行」計画が発表されるとは、ほぼ確実視されています。その詳細な段取りを、最近リーク情報をさかんに発信しているFudge(choco_bit)氏がRedditにて微に入り細にうがって語っています。

Fudge氏いわく、アップルのArmベースMac移行計画はすでに2016年のMacBook Pro(TouchBar付き)から始まっていたとのこと。独自開発のT1セキュリティチップもArmベースであり、電力やパフォーマンスで生じる問題を事前に調べることも兼ねていたとしています。

なぜ数年越しにわたる息の長いプロセスになったかといえば、Intelとのチップ供給契約が長期にわたっており(安価なチップ供給やMac専用と思しき「1030G7」の提供などにも窺える)契約違反を避けるためとの説明も興味深いものがあります。

最初のArmベースMacが(販売中止となった)12インチMacBookであり、5G対応とともに(事実上廃止されたはずの)バタフライキーボードが付いてくるとの黄泉返り説も目を惹きますが、実際の運用では「MacでWindowsを動かす」BootCampの今後が気になる人も少なくないはず。現在のBootCampはほぼIntel製チップを前提としているため、Armベースへの移行に伴い廃止の可能性も推測されるからです。

この点については、要約すれば「Arm版Windows 10で64ビットアプリが動くようになるのを待つしかない」とのことです。つまりBootCampでインストール可能なWindowsもArm版となり、そちらはマイクロソフトの奮闘しだいということでしょう。

いずれにせよ、全面的にArmベースに移行するのは2025年とされており、IntelプロセッサMacを愛するユーザーにも数年の猶予は残されているようです。

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