令和の時代に1970年代スーパーカーブームの立役者が再来
絵本の企画・制作・出版やスーパーカーを使ったイベント企画を行っているGGF-Tは、1970年代のスーパーカーブームで一世風靡した「スーパーカー消しゴム」を現代に蘇らせる“あそぼうぐシリーズ”「超精密スーパーカー消しゴム」の発売を開始した。
ボールペンでノックする遊びにも対応
このスーパーカー消しゴムは、ランボルギーニ社のオフィシャル・マーチャンダイズ・プロダクトとして「ランボルギーニ イオタ」「ランボルギーニ ミウラ P400SV」「ランボルギーニ カウンタック LP400S」「ランボルギーニ カウンタック 25th アニバーサリー」「ランボルギーニ ウラッコ P250S」の5車種をラインナップ。
スケールは1/100相当となり車体下部には取外し可能な台座を備え、ゲームとして遊ぶ際に“すべり”を良くする工夫が凝らされている。この台座はマグネットを内蔵して垂直面にも固定可能に設計されており、ゲーム以外でもディスプレイする際に役立つ。カラーはそれぞれ4色のバリエーションを用意した。
3Dモデリングで精密なディテールを再現
昭和のスーパーカー消しゴムと決定的に異なるのはその精密なディテール。GGF-Tは実際にカウンタックのLP400Sと25thアニバーサリー、ウラッコ P250Sを所有しており、実車や現存する資料をベースに3Dモデリングを実施。世界最高峰のクオリティを誇る国産消しゴムメーカーのイワコーに製造を依頼して高い再現度を誇る造形を実現した。
現時点での販売形態は、4個ワンセットのボックス(ディスプレイ用スペックシート付)及びランボルギーニ イオタ単独のボックスパッケージを用意。GGF-Tオフィシャルサイトにおいて先行Web通販を受付中で、追ってカプセル封入タイプなど販路にあったタイプのパッケージも展開する予定だ。価格は税別で1個あたり800円。
スーパーカー消しゴムとは?
1977年前後より欧州メーカーの高性能スポーツカーが爆発的な人気を呼び、空前の「スーパーカーブーム」が勃発。そのきっかけは週刊少年ジャンプで連載されていた『サーキットの狼』と言われ、作中に登場するスーパーカーによるショーが各地で開催されるなど、日本全国の小学生を中心とした一大ムーブメントが沸き起こった。その際にスーパーカー関連商品として大ヒットしたのが、スーパーカーを象って製造された「スーパーカー消しゴム」。
スーパーカー消しゴムは文房具であるという建前のもと小学生たちがこぞって学校に持ち込み、単なるコレクションとしてだけでなく、ボールペンのノックボタンの反力で飛ばしあうなどゲームにも用いられた。その後、ブームの終焉とともにスーパーカー消しゴムは姿を消していったが、その復活を求める声も多く、今回、GGF-Tは商標問題をクリアしメーカーが承諾するに相応しいクオリティを“あそぼうぐシリーズ”「超精密スーパーカー消しゴム」に与え、往年の「スーパーカー小僧」たちへ昔日の興奮をノスタルジーとともに提供していく。
【関連リンク】
・GGF-T 公式サイト
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