ワイヤレスでも操作可能!
Nintendo Switchのジョイコンで問題視されている、触っていないのに微妙に方向が入力される「ドリフト問題」。これを解決するべく、自粛生活中の時間を利用してタッチパッドに交換したハッカーが登場しました。
円形の静電容量センサーに交換
この魔改造を行ったのは、プログラマーでハッカーのMatteo Pisaniさん。
hackster.ioによりますと、元来のアナログスティックは回転角や移動量を電圧に変換する、2チャンネルのポテンショメーター(可変抵抗器)とプッシュボタンだったのが、彼の手により円形の静電容量センサーに交換された、と説明されています。このセンサーは63段階の感圧が可能で、押し込む動作も再現されます。そこにデュアル・チャンネルのADC(アナログ-デジタル変換回路)を咬ませ、Arduino Pro Miniでマッピング制御をするようにしたのでした。
このハッキングでは、まだ基板や配線がジョイコンの裏に直付けされていますが、Mediumの寄稿記事では、今後はケース内部に収まるようコンパクト化を考えているとのこと。またこのコントローラーを欲しい人たちから出資があれば、製品化も考えているそうです。
ドリフト問題で集団訴訟
アメリカではこのドリフト問題解決について、集団訴訟が起こるほどユーザーたちが業を煮やしています。その解決策のひとつが、このタッチパッドなのかもしれませんね。
ジョイスティックがない=ドリフトがない、というシンプルなソリューションで生まれたこのアイデア…、任天堂さんいかがでしょうか?
Source: Matteo Pisani, YouTube (1, 2) via Medium, hackster.io
Reference: AUTOMATON
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May 26, 2020 at 11:07AM
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ドリフト問題を解消。Nintendo Switchのジョイコンをタッチパッドにしてみた - GIZMODO JAPAN
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