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AirPods Pro Lite(仮)、まもなく量産開始のうわさ - Engadget 日本版

AirPods
今年2月頃から、アップルが謎の新製品「AirPods Pro Lite」を準備中との噂が何度か報じられてきました

どうやら「AirPods Proのエントリーレベル版とのふんわりした報道もあるなか、まもなく量産が開始されるとのサプライチェーン情報が伝えられています。最新情報を届けているのは、アップル未発表製品の噂でおなじみの台湾業界情報誌DigiTimesです。そもそも数々の「AirPods Pro Lite」情報も、DigiTimes独占の感があります。

さてDigiTimesの有料記事によると、「AirPods Pro Lite」と仮称されているAirPods Proのエントリーレベル版は、第1四半期(1~3月)の終わりから第2四半期(4~6月)の初めに生産開始が予想されているとのことです。

「AirPods Pro Lite」とは、DigiTimesが呼んでいる仮の名前に過ぎません。上位機種に冠される「Pro」に機能を削除した廉価版が示唆された「Lite」を付けた名称が、そのまま使用される可能性は低いと見られています。

では「AirPods Pro」の廉価版とは、具体的にはどういう製品になるのか。製造コストを押し上げていると推測されるアクティブノイズキャンセル(ACN)機能を削除するのではないかとの声もありましたが、ハイテク情報サイトTechRadarは単に同梱のワイヤレス充電ケースを有線充電ケースに替えるのではないかとの見解を述べています。その理由は、次の通りです。

  • 「元のProの最高の機能」であるACNなしで新バージョンを発売することはあまり意味がない
  • 異なる形状の部品を製造するためには多額の費用が掛かるため、現状のAirPods Proと同じデザインとなる
  • 元々プラスチック製のAirPods Proでは、安価な素材に替えてもコストダウンの余地はあまりない
その点、充電ケースをワイヤレス対応から有線に替えることは容易いというわけです。第2世代AirPodsはワイヤレス充電ケース同梱版が2万2800円、有線充電ケース付きが1万7800円(以上、ともに税別)となっており、5000円の価格差があります。これと同様に、AirPods Proも現状のワイヤレス充電ケース版に加えて有線充電ケース版のオプションを加える可能性が高いとの予測が示されています。

たしかに現在では2万7800円(税別)のAirPods Proから5000円下げられれば、2万円台前半となり、いっそう訴求力が高まるとも思われます。ともあれ、さらなる続報を待ちたいところです。

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March 06, 2020 at 02:30PM
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