リビアンのSUV「R2」。
Rivian
- リビアンは2024年3月7日、最新の電気自動車、R2とR3を発表した。
- SUVのR2は4万5000ドルからという手頃な価格設定となっている。
- またリビアンは新たなクロスオーバーSUV、R3でもファンを驚かせている。
リビアン(Rivian)は2024年3月7日、2つの新たな電動SUVを発表した。R2とR3という名のコンパクトなモデルだ。
リビアンの人気ピックアップトラックR1Tと、大型SUVのR1Sに続く、コンパクトで手頃な価格に設定されたこのモデルは、価格の高い同社のR1Tよりも、一般的な顧客の手に届きやすいよう設定されている。
4万5000ドル(約655万円)からというR2の価格は、高価な電気自動車の需要が低迷している現在、平均的な新車価格に近いものとなっている。
R2を小型化、低価格化したことで、リビアンのこのモデルはテスラ(Tesla)の人気車種、モデル3(Model 3)、モデルY(Model Y)と競合することになる。テスラのイーロン・マスク(Elon Musk)CEOは、この2車種の価格の引き下げを行っており、逼迫する電気自動車市場で競合他社を圧倒している。
より手頃な価格のR2の発売は、リビアンの将来にとって極めて重要なものになるだろう。R2は2026年初頭の出荷開始に向けて準備が進められている。
リビアンのSUV「R2」。
Rivian
R2と同じミドルサイズプラットフォームを採用するR3の価格は、2024年3月7日には発表されなかった。リビアンのロバート・ジョセフ・スカリンジ(Robert Joseph Scaringe)CEOは、「R3およびR3Xの出荷は、R2の後に開始する予定」と述べただけで、出荷予定日も明らかにされていない。
スカリンジCEOは、R2とR3について、「これらは我々の未来を象徴している」と語っている。
リビアンのクロスオーバーSUV「R3」。
Elliot Ross Studio, INC
R2の価格設定は
リビアンが3月7日に発表したR2の販売価格は4万5000ドル(約665万円)からだ。今なら100ドル(約147円)のデポジットを支払えば予約できる。
車両構成は、リビアンのウェブサイトではまだ公開されていないため、高価なオプションや装備にどのくらいの費用がかかるのかはまだ分かっていない。また、R2が7500ドル(約110万円)の連邦税額控除の対象となるかどうかも明らかではない。
リビアン「R2」の公開ライブストリーミング配信のスクリーンショット。
Youtube
R2の低めの価格価格は、スカリンジが電気自動車市場における「本当に重要なスイートスポット」と呼ぶゾーンにある。だが、まだリビアンは今はまだそこに到達していない。現行のSUVであるR1Sの価格は約8万ドル(約1182万円)で、ピックアップトラックのR1Tは約7万3000ドル(約1078万円)と高価だからだ。
ちなみにテスラのモデルYは、約4万3000ドル(約635万円)から、モデル3は3万8990ドル(約576万円)から販売されている。
なお、リビアンのR3とR3Xの価格はまだ発表されていない。
航続距離
スカリンジによると、R2の航続距離は300マイル(約480km)を超えるという。
この数値は、R1SとR1Tの標準的な航続距離と同程度のものだが、両モデルとも最大容量のバッテリー「Max」を使用した場合、400マイル(約640km)になる。
リビアン「R2」の公開ライブストリーミング配信のスクリーンショット。
Youtube
R3の航続距離の詳細は3月7日には発表されなかった。
デザイン、スペックなど
R2はボックス型で、R1Sを小型化したような外観であり、明るい目のようなヘッドライトとグリルは同様のものを備えている。
R2の全長は4715mmで、R1Sより約385mm短い。また車高は1700mmで、R1Sより約137mm低い。
リビアンがライブストリーミング配信で公開した新しいSUV「R2」。
Youtube
R2には楽しい新機能も搭載されている。例えばリアウィンドウを全開にして長い荷物を収納することができる。もちろん、スカリンジCEOの場合、収納するのはサーフボードになるだろう。
また、R1のオーナーたちからの要望もあり、R2ではフロントシートに2つの大きなグローブボックスを装備している。
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