【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナと友好国ポーランドなど東欧諸国との関係に亀裂が入っている。東欧5カ国が自国の農家保護を理由に安価なウクライナ産穀物の輸入を規制しているためだ。ロシアに黒海を封鎖され、海上輸出が事実上できないウクライナは、陸送できる欧州への販路拡大を狙うが、東欧は輸入規制維持の姿勢を崩していない。
5カ国はポーランドのほかハンガリー、スロバキア、ルーマニア、ブルガリア。ウクライナ産の流入で国内の市場価格が下落し、農家が打撃を受けていると訴え、欧州連合(EU)欧州委員会が5月に5カ国の輸入規制を承認した。その一方で他国に輸出するための通過は認めていた。
規制は9月15日が期限で、ウクライナは延長しないよう働きかけてきたが、ロシアが今月17日に黒海を通じたウクライナ産穀物輸出合意からの離脱を表明すると、ポーランドのモラウィエツキ首相は「(ウクライナ産穀物に)国境は開かない。ポーランドの農民のためだ」と主張、欧州委に規制を延長するよう要求した。
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