菅政権の通信料金引き下げ要請を受けて、NTTが本格的な割安料金プラン「ahamo(アハモ)」を打ち出した。月額2980円で容量20Gバイトという内容であり、このプランに移行した契約者の利用料は大きく下がる。最大手のドコモが思い切ったプランを打ち出したことで、競合各社も追随を余儀なくされる可能性が高い。菅政権が求めてきた料金引き下げはある程度、実現のメドが立ってきたといってよいだろう。
だが、ここまで割安なプランを出してしまうと、当然のことながらドコモをはじめとする通信会社各社の業績には大きな逆風となる。国内はただでさえ縮小市場であり、ここに料金引き下げが加わることで、携帯電話業界は終わりのない消耗戦に突入することになる。
当初、ドコモはサブブランドを考えていた?
今回、ドコモが打ち出した新料金プランの内容は、関係者の予想を大幅に上回るものだった。同社はこれまで、ギガホとギガライトという2種類の料金プランを提示していた。これは安倍政権時代における料金引き下げ要請を受けたものだが、本気で料金を下げるつもりがないことは明らかだった。
携帯の通信料金は非常に分かりにくく、キャンペーンやセット割りの金額ばかりが飛び交っていたが、ギガホにおける月額料金(定期契約なし)は30Gバイトで7150円、ギガライトの料金は1Gバイトで3150円、7Gバイトで6150円とかなり割高だった。このほか、通話についてはどちらも30秒あたり20円の料金が徴収される。
これに対して、新しい料金プラン「ahamo」は、20Gバイトで2980円となっており、この料金の中には1回あたり5分以内の無料通話分も含まれている。新規契約事務手数料や機種変更手数料、さらには番号移転手数料も無料なので、従来の料金体系と比べると大幅に割安であり、明瞭かつシンプルなプランといってよいだろう。
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