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4万円で買える2-in-1「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」レビュー - Engadget 日本版

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook

レノボ・ジャパンは6月5日、Chrome OSを搭載した10.1型タブレット「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」を4万4880円(税込)で発売しました。専用キーボードを装着することで、ノートPCスタイルでも利用出来る2-in-1の端末です。そのIdeaPad Duet Chromebookをお借りしたので、簡単なレビューをお届けします。

といっても、中身はChromebook(Chrome OS)そのままなので、主に外観についてが中心です。

まず基本スペックを確認しておくと、プロセッサはMediaTekのHelio P60T(2.0GHz オクタコア)、RAM4GB、ストレージ128GBでmicroSDには非対応。なお、Amazon販売モデルのみストレージが64GBとなっているので、購入時には注意が必要です。

ディスプレイは10.1インチのIPSで解像度は1920x1200。10点マルチタッチに対応します。スタイラスペンにも対応するようですが、別売りになっており、しかも発売は未定とのこと。これはちょっと残念です。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
▲発色はともてよく、明るく見やすいディスプレイです

インターフェースは短辺右側面にUSB Type-Cが1つあるのみ。3.5mmジャックもありませんが、USB-C to 3.5mm変換アダプタが付属しています。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
▲USB-Cは1920x1080@30HzのDP出力に対応

そんなIdeaPad Duet Chromebookの特徴は、キックスタンド付きの背面カバーと専用キーボードです。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook

この手の2-in-1端末では、Surface Goのように端末それ自身にキックスタンドを備えているか、iPadのようにキーボードカバーがスタンドを兼ねるか。どちらかというと後者の方が多い気がしますが、IdeaPad Duet Chromebookはどちらでもなく、キックスタンド用の背面カバーという方法になっています。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
▲背面カバーはマグネットで貼り付きます
IdeaPad Duet Chromebook
▲キックスタンドは無段階調整

キックスタンドを本体から分離したことで、純粋にタブレットとして使う際には、余計な機構がないので軽く出来ます(約450g)。動画視聴時にも手前側にキーボードがないので場所を取らず、無段階調整も可能なので視聴ポジションの自由度も高いです。また、キーボードと分離しているので、HHKBなど好きなキーボードを使いやすいのもメリットになります。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook

とはいえ、外に持ち出す場合には、専用キーボードを使うか、好きなキーボードを使うかはともかく、入力スタイルを取るならスタンドカバーか別途スタンドを持ち運ぶ必要もあります。であるなら、多少の重さ増になってもスタンドは本体に内蔵してしまった方がという気もします。なお、本体+背面カバーの重さは実測値で683.6gでした。

スタンドが壊れたら、その部分だけ買い換えればいいという修理のしやすさも考慮した結果かもしれませんが。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
▲Surface Go 2のキックスタンドと比較。Lenovo IdeaPad Duet Chromebookのキックスタンドはしっかりしている反面、キックスタンドの操作時に背面カバーごと外れてしまうこともあり、操作性はSurface Go 2のほうが上です
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
▲せっかくなので前からも。画面は左のSurface Go 2のほうが一回り大きくなります

そんなスタンドとは別パーツになったキーボードは、Surface ProやSurface Goと同じように、底面のPOGOピンで接続します。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
▲こちらもマグネットで固定されます

キー配列はJIS配列。右側の記号類がやや小さく押し込まれた感もありますが、メインのキーピッチは18mmほどあります。押下時に適度な反発もあり、打ち心地は悪くはありません。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
▲完全な好みですが、キーボードはSurfaceのタイプカバーよりもこちらのほうが好きです

Surface ProやSurface Goのタイプカバーとは違い、キーボードに角度を付けることはできません。しっかりとした剛性のあるキーボードだけに、多少角度をつけてもたわむことなく打ちやすいと思うので、次期モデルがあるなら改善を期待したいところです。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
▲キーボードに角度は付けられない

なお、キーボード上にGoogleアシスタントの専用キーはありませんが、もちろんGoogleアシスタントにも対応しています。ただ、デフォルト設定では、「OK Google」に反応するのは電源接続時のみ。これはバッテリーの消費を抑えるためとのことです。常時「OK Google」に反応するよう設定の変更も行えます。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
▲「設定」の「検索とアシスタント」から常時ONにも変更可能

Androidアプリが使えたりといったところは、最近のChrome OSと同様。Google PlayからOfficeアプリもインストールできます。業務上、WindowsやMacでしか動かないソフトを使っているなら別ですが、そうでないなら仕事でも十分に利用出来るのではと思えます。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
▲Officeアプリはウィンドウサイズの変更も可能。気分的にはPCと遜色ありません

ただ、LTEには対応していないのがやや残念。完成度が高い端末だけに、LTE対応で通信周りを気にせず使えると、活用の幅も広がると思うのですが。この辺りは価格アップを考慮しての判断なのかもしれません。

同じような用途向けとしては、Surface Go 2やiPadが競合になると思いますが、価格面ではキーボードもセットで4万4880円(税込)とIdeaPad Duet Chromebookが圧倒的に有利です。それこそ、Surface Go 2+タイプカバーで8万円を超えるので、Surface Go 2やiPad Proの購入予算でIdeaPad Duet Chromebookが2台購入できそうです。

もちろん、Chrome OSということで、あれもこれもと出来るわけではありません。それでも、先にも書いた通り、WindowsやMacでしか動かないソフトが必要でないのなら、仕事や普段使いでも十分に活用できる端末ではないかと思います。

関連リンク:IdeaPad Duet Chromebook製品サイト

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