【北京＝坪井千隼】中国政府は六日、米国から輸入する製品の約七百五十億ドル（約八兆二千四百億円）分の追加関税を引き下げると発表した。米中両国が先月署名した「第一段階」の合意に基づく措置。
今月十四日午後一時一分（日本時間同二時一分）に税率を引き下げる。昨年九月に発動した追加関税の税率を、１０％の対象品目は５％に、５％の対象品目は２・５％にと、それぞれ半分に引き下げる。これに対し米国は第一段階の合意に基づき、千二百億ドル分の追加関税の税率を半分に引き下げるとしている。
第一段階の合意では、両国の関税引き下げに加え、中国が米国の農産品などの輸入を二年で二千億ドル（約二十二兆円）増やすことや、知的財産権保護の強化、金融サービスの開放などの実施が盛り込まれている。ただ新型肺炎で中国経済の減速が懸念される中、中国が米国からの輸入を大幅に増やすことができるのかについては、実現に懐疑的な見方も広がっている。
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February 07, 2020 at 05:47AM
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中国、米製品関税下げ １４日から「第一段階」合意８兆円分:経済(TOKYO Web) - 東京新聞
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