NTTコミュニケーション科学基礎研究所(NTT CS研、以下CS研)は24日、大阪市都島区にあるNTT西日本で最新の研究成果を披露している。安価な汎用モニターを複数台並べ、一体感ある飛び出す3D映像を全体で作る技術などが注目されている。
同社のオープンハウスは昨年も開催されたが、コロナ禍の影響もあり展示のみで小規模だった。今年は展示と併設して講演も行われ、5年ぶりに制限のない「フル開催」となった。
CS研の納谷太所長は「今年は人と人、人とロボット、人と社会との“心まで伝わるコミュニケーション”の研究成果を展示している」とあいさつ。「関西に拠点を置くNTTグループ唯一の研究所として成果を披露したい」と述べた。
会場は「メディアの科学」「コミュニケーションと計算の科学」「人間の科学」「データと学習の科学」の4つのコーナーに分かれ、合計22件のテーマで研究者が成果を説明。
メディアの科学のコーナーでは、手持ちのモニターを集めて巨大3D映像の表示を可能にする技術が披露されている。この技術は安価な汎用モニターを複数台並べ、すき間があっても、錯覚的に像がつながり、浮き出て見えるような3D映像をつくる。小型モニターを並べれば高価な巨大スクリーンが不要という。
オープンハウスは26日まで開催されている。
(26日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)
from "安価な" - Google ニュース https://ift.tt/nlsCeEO
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "2024.06.24 安価なモニター複数で3D映像 NTTグループが研究成果披露 - 電波新聞社"
Post a Comment