評価:4
どうも、ワイヤレスイヤホンのコスパにこだわりたいマクリンです。
ワイヤレスイヤホンにそこまでお金をかけられないけど、機能性もデザイン性も求めたいという人は多いはず。
そんな人におすすめなのが、Ankerの「Soundcore P40i」です。
「Soundcore Life P3」の次世代モデルで、手頃な価格はそのままに機能性を向上した、コスパ最強のワイヤレスイヤホンです。
本記事ではSoundcore P40iをレビューします。
ご提供品
本記事はアンカー・ジャパン様から商品を提供いただき作成しています。
メリット
- マルチポイント対応
- ワイヤレス充電対応
- 最大60時間の長時間連続再生
- ウルトラノイズキャンセリング2.0搭載
- 女性でも使いやすいおしゃれなデザイン
- ケースにスマホスタンド機能搭載
デメリット
- 装着検出機能はなし
- 少し控えめなANC
タップできるもくじ
Soundcore P40iの概要
「Soundcore P40i」は生活防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX5
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」と定義されている防水規格です。高い防水性能ですが、水中での使用には適していません。製品名 | Soundcore P40i |
---|---|
防水・防塵規格 | IPX5 |
接続方式 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC |
重量 | イヤホン約10g / ケース込み約58g |
バッテリー(最大) | イヤホン単体:約12時間 ケース込み:約60時間 |
ドライバー | 11mm大型ドライバー |
充電方式 | USB-C / ワイヤレス充電 |
装着検出機能 | |
ANC | |
外音取り込み | |
専用アプリ | |
マルチポイント | |
価格 | 7,990円 |
カラーラインナップは、オフホワイト・ブラック・ネイビー・パープルの4色。
イヤホンはスティック型で、スティック上部のロゴ部分には点字のような凸があり、タップする場所が分かりやすくなっています。
スティック部分の縁取りがとてもオシャレで品良く仕上がっています。
大きさは、AirPodsProと同じくらい。
AIノイズリダクション機能搭載で、周囲のノイズをおさえて自分の声をクリアに届けます。
本機のイヤーチップは柔らかくサラッとした素材で、長時間装着してもあまり疲れません。
ケースはコロンとした形状で、フタの真ん中にはメタリックのロゴがあしらわれています。
前面のランプのバーが長いので、光っているのがわかりやすいです。
手のひらに十分おさまるサイズで、さらさらしたプラスチック素材に丸みのある形状なので、思わず握りしめたくなります。
裏にはさらさらのソフトラバーがつき、机上に置いたときにすべりにくくなっています。
重量はイヤホン単体で約10g、ケースふくめ約58gと標準的な重さ。
付属品は、イヤホン本体・イヤーチップ(XS/S/L/XL)・USB C to Aケーブルです。
イヤーチップは、デフォルトでついているMサイズをふくめ5種類ついているので、さまざまな耳の大きさに適応します。
Soundcore Life P3・Soundcore Liberty 4 NCとの比較
Soundcore P40iと同社のフルワイヤレスイヤホン「Soundcore Life P3」「Soundcore Liberty 4 NC」との比較は以下のとおりです。
左スライドで全表示
製品名 | Soundcore P40i |
Soundcore Life P3 |
Soundcore Liberty 4 NC |
---|---|---|---|
防水規格 | IPX5 | IPX5 | IPX4 |
接続方式 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC | SBC / AAC | SBC / AAC / LDAC |
重量(イヤホン / ケース込み) | 約10g / 約58g | 約10g / 約60g | 約10g / 約60g |
バッテリー(最大) | イヤホン単体:12時間 ケース込み:60時間 |
イヤホン単体:7時間 ケース込み:35時間 |
イヤホン単体:10時間 ケース込み:50時間 |
ドライバー | 11mmダイナミックドライバー | 9mmダイナミックドライバー | 11mmダイナミックドライバー |
充電方式 | USB-C / ワイヤレス充電 | USB-C / ワイヤレス充電 | USB-C / ワイヤレス充電 |
装着検出機能 | |||
ANC | |||
外音取り込み | |||
専用アプリ | |||
マルチポイント | |||
価格 | 7,990円 | 9,990円 | 12,990円 |
本機は前モデルSoundcore Life P3より低価格ながら、マルチポイントがついているなど、スペックは同等以上をほこります。
とくにノイズキャンセリング性能と再生時間が進化。
ケースは、角の丸みがゆるやかになり、サイズが若干大きくなったものの、重量は軽くなりました。
イヤホン本体は、スティック部分が短くなりスタイリッシュに。
他2機種より低価格ながら、トータルの機能性がかなりアップ(なんならLiberty 4 NCとほとんど変わらない)しているので、いま買うならSoundcore P40i一択でしょう。
Soundcore P40iのレビュー
Soundcore P40iの特徴を紹介します。
Soundcore P40iの特徴
最大60時間の長時間連続再生
本機はイヤホン単体で最大12時間、ケースをふくめ最大60時間と、かなり優秀なバッテリー性能です。
1⽇5時間使っても、1週間以上充電せずに使える!
ケース背面にはUSB Type-Cポートを搭載し、10分の充電で約5時間再生可能な急速充電にも対応しています。
さらにはワイヤレス充電にも対応し、置くだけで充電が可能です。
カラバリ豊富なスマホスタンドつき充電ケース
ケースのフタを開けて手前のつまみを立てると、スマホスタンドになります。
ハンズフリーで動画や音楽を楽しめます。
好みにもよりますが、フタは90°弱しか開かないので、もう少し倒せてもいいかなと思いました。
マルチポイント対応
本機は、最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応しています。
マルチポイント
ノートPCとスマホなど、複数のBluetooth対応機器に同時接続できる機能。接続先をいちいち切り替えることなく、音声再生側のデバイスに自動で切り替わります。ノートPCでYouTube鑑賞しながらスマホからの着信に応答するといった使い方ができます。
後ほど紹介する専用アプリ「Soundcore」の設定から「マルチポイント接続」を選び、接続するデバイスをONにすることでマルチポイント接続ができます。
この価格帯でマルチポイントまでついてるのはすごい!
機能満載の専用アプリ
専用アプリ「Soundcore」は機能満載で使いやすいです。
アプリの機能
- サウンドモード設定
- イコライザー設定
- イマーシブモード設定
- HearID
- 音量制限
- タッチ操作のカスタマイズ
- イヤホンを探す
- 各種機能のON/OFF切り替え
トップ画面では、各イヤホンのバッテリー残量を確認できます。
モード設定・サウンドエフェクト・イマーシブモード・コントロール・音量設定の項目があり、それぞれ設定や調整ができます。
「サウンドエフェクト」には、HearIDサウンド・デフォルト・カスタムEQの3つがあります。
HearIDサウンドは、個々に応じてイコライザーを最適化してくれます。
HearID
聴覚診断により左右の耳の聴きとりやすさを測定し、自分用にカスタマイズされたイコライザーに自動調整してくれる機能です。さまざまな音域の聞こえ方を確認する「聴覚診断」を受け、好みのサウンドを選ぶ「お好み診断」に回答すると、自分専用のイコライザーが完成します。
次のプロファイルのように、手動では調整できない細かなチューニングができます。
HearIDを設定する前に聞いた音楽と比べたら、HearIDサウンドで聞いた音楽は立体感のあるきれいなサウンドで、だいぶ心地よく感じました。
サウンドエフェクトのデフォルトには22のモードがあります。
カスタムEQでは、8の音域のそれぞれの音量を自分好みに細かく設定できます。
「コントロール」では、オーディオのタッチ操作のカスタマイズができます。
以上のように本アプリでは細かい設定が簡単にできます。
多彩なノイズキャンセリングモード
本機のノイズキャンセリングモードは「自動でモード切り替え」「手動でモード切り替え」「シーンから選択」の3種類があります。
Anker独⾃技術の「ウルトラノイズキャンセリング2.0」が搭載され「自動でモード切り替え」では、外部環境にあわせてANCの強度が⾃動で調整されます。
場⾯ごとに最適なノイキャン環境になるのはありがたい!
「手動でモード切り替え」では、5段階の強さからモードを切り替えられます。
ただ、1から5で大きな違いは感じませんでした。
「シーンから選択」では、交通機関・屋外・屋内の3つからシーンを選択できます。
肝心の遮音性は、上位のLiberty 4 NCにはやや劣るものの、Life P3よりは上回り、価格をふまえるとかなり優秀だと感じました。
また、本アプリをウィジェットに設定すると、アプリを開かなくてもホーム画面から「ノイズキャンセリングモード」「外音取り込みモード」「標準」のモードを変更できます。
外音取り込みモードには「全ての外音」と「音声フォーカス」の2つのモードがあります。
全ての外音を取り込むモードは、音楽とともに外音も聞こえるものの、ナチュラルさにはやや欠け、性能的にはふつうでした。
音声フォーカスのほうは音声以外の音もだいぶ取り込んでおり、全ての外音モードとの違いがわかりにくかったです。
低価格ながらクリア感のある音質
Anker独⾃のBassUpテクノロジーと11mmの大型ドライバーにより、深みのある低⾳と耳の中いっぱいに広がる迫⼒のサウンドを実現しています。
高価格帯のワイヤレスイヤホンと比べると、どうしても電子音らしさを感じてしまいますが、すべての音がバランスよく聞こえ、耳の近くから響く心地よいサウンドを楽しめます。
とはいえ同価格帯で比較すると、中音域とそれ以外の音域で音のコントラストがしっかり感じられ、クリアに仕上がっています。
低価格ながらこの音質はすごい!
Soundcore P40i
高音域
(3.5)
中音域
(4.0)
低音域
(4.0)
ノイズキャンセリング
(4.0)
総合評価
(4.0)
Soundcore P40iはこんな人におすすめ
Soundcore P40iは「コストは抑えたいけど、ワイヤレスイヤホンにつく主な便利機能はすべてほしい人」におすすめです。
8千円以下ながら、マルチポイント・多彩なノイキャン・ワイヤレス充電・長時間再生といった便利機能はすべてついています。
カラーがオシャレでデザインも洗練されているので所有欲も高いです。
同社ではもちろん、同価格帯のワイヤレスイヤホンでもコスパ最強であり、外音取り込み性能はEarFun Free Pro 3・EarFun Air Pro 3が少し上回るかなという印象です。
Soundcore P40iレビューまとめ
本記事ではSoundcore P40iをレビューしました。
8千円以下の低価格ながら、あったらいいなという便利な機能がつまっており、ワイヤレスイヤホンを初めて使う人も買い替えをする人も満足できる商品です。
アプリも簡単に操作できるので、すべての機能をストレスなく使えるでしょう。
どうも、マクリン(
@Maku_ring)でした。メリット
- マルチポイント対応
- ワイヤレス充電対応
- 最大60時間の長時間連続再生
- 「AIノイズリダクション機能」搭載
- 「ウルトラノイズキャンセリング2.0」搭載
- おしゃれなデザイン
デメリット
- 装着検出機能はなし
- 少し控えめなANC
from "安価な" - Google ニュース https://ift.tt/Fv4kzfC
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "Anker Soundcore P40iをレビュー!ノイキャンの強さを自動調整できる安価なワイヤレスイヤホン - マクリン"
Post a Comment