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函館の水産会社専務インサイダー取引などで懲役1年6か月求刑 ... - nhk.or.jp

函館市の水産会社の専務がインサイダー取引などを行った罪に問われている裁判で、検察は「市場の公平性を害した」などとして懲役1年6か月を求刑しました。

函館市に本社がある「三印三浦水産」の専務三浦隆司被告(60)は、3年前、社外取締役を務めていた都内の水産会社に関するTOB=株式公開買い付けの公表前の内部情報をもとにこの会社の株をおよそ2900万円分買い付けたり、利益を得させる目的で知人にこの内部情報を伝えたりしたとして、金融商品取引法違反の罪に問われています。
18日函館地方裁判所で行われた被告人質問で三浦被告は「TOBを成立させたくてやってしまった。関係者に深くお詫び申し上げる」と述べました。
このあと検察は「インサイダー取引で市場の公平性を害した。その目的がTOBの成立だったとしても、公表後に正規の手続きで株式を取得するべきであり、結局のところ、公表前の安価な価格で株式を取得しようとしたに過ぎない」などとして、懲役1年6か月を求刑しました。
あわせて、法人としての「三印三浦水産」に罰金100万円を求刑しました。
これに対し弁護側は「隠蔽工作などはしておらず、反省している」として寛大な処分を求めました。
判決は6月13日に言い渡されます。

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