樹脂繊維製品の萩原工業が膠着、今期予想は微増益で配当は維持 - 東洋経済兜町特捜班 - 経済 - 朝日新聞デジタル

　東証１部上場で樹脂繊維製品などを手掛ける萩原工業（７８５６）がマイナスに転落。９時１分には前日比１０円高の１５４６円まで上伸したが、１０時００分時点では１８円（１．２％）安の１５１８円と小安い。おおむね前日終値を挟んでの膠着状態にある。前日に前２０２０年１０月期連結決算と今２１年１０月期業績予想を発表。前期の売上高は２７２億３１００万円（前期比８．２％減）、営業利益は２５億１５００万円（同７．７％減）だった。合成樹脂加工製品事業はコンクリート補強繊維や粘着テープ用基材が好調だったものの、人工芝原糸などが弱含みで全体では減収。機械製品事業もコロナ禍による移動制限の影響で製品納入が遅れ、苦戦したという。今２１年１０月期は売上高２８０億円（前期比２．８％増）、営業利益２６億４０００万円（同４．９％増）を見込む。年間配当は前期と同じ３６円の見通し。

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December 08, 2020 at 08:33AM
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