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アジア石油製品=11月24~27日:韓国積み灯油は軟化、北海道が高気温で需要減|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発

ガソリン

 韓国積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は軟調で推移。需給の緩みが相場を下押した。既報のとおり、中国からガソリンの輸出が増えている。中国海洋石油(CNOOC)24日、入札を通して122829日華南積みの92RONガソリン(酸素含有率最大0.5%)MR船型を販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し45セント前後のプレミアムと伝えられた。韓国積みについては取引の情報は寄せられていない。ただ、豪州向けとして、12月韓国積み91RONガソリンの成約が可能な水準はFOBベースで同市況対比1.00ドルのプレミアムになりそうだとの指摘が韓国石油会社から聞かれる。

 

ナフサ

 北東アジアのスポット市場では、富士石油がヘビーナフサの調達に動いているようだが、詳細は不明。また、三井化学は12月後半着および1月前半着ナフサの買付けを検討しているようだ。さらに、韓国のLG化学は21912月期ターム購入契約の締結に動いているもよう。北東アジア市場関係者によると、「北東アジアのスポット市況が軟化している一方、21年の後半には需要が回復すると見込んで、今のスポット市況が反映される短期間タームの契約に一部の需要家は動いているのだろう」とみられている。一方、「日本着オープンスペック・ナフサの市況連動相場は、日本市況に対し45ドルのディスカウント程度で変わらず」とトレーダー筋は伝えている。

 

中間留分

 韓国積み灯油(SR船型)の市況連動相場は軟化傾向にある。引き合いの減少を反映した。日本の陸上スポット市場における販売進捗はここ数日、大幅に落ち込んでいるという。気温の上昇が主な要因だが、元売りの系列向け仕切り価格が上昇したことでいったん買いを手控える動きが出たことも一因のようだ。

 

重油

 韓国積み0.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は横ばい。ただ、韓国では、このところ重油の輸出が減少している。韓国から中国向けでは11月の舟山着スラリー油は48,000トン、ヨス着高硫黄重油は44,000トン程度にとどまっている。日本からも重油の輸出は減少しているもよう。アジア向け11月着のアービトラージ玉の数量は500550万トン程度に上る見通しにあるものの、アジアでは製油所の減産によって供給が引き締まっており、「需給は均衡している」とアジアの石油会社は伝えている。一方、台湾のフォルモサ石油化学(FPCC)は、12月積み低硫黄熱分解油(PFO)12カーゴの販売入札を計画しているようだ。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

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November 30, 2020 at 06:38AM
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