2020年10月10日07時10分
インタビューに答える富士通の時田隆仁社長＝８日、東京都港区の同本社
富士通の時田隆仁社長は９日までに、時事通信のインタビューに応じた。１日の東証システム障害の発端となった富士通製記憶装置のメモリー故障について、原因を究明した上で、東証以外の顧客が使用する同型の記憶装置を必要に応じ点検する考えを明らかにした。
時田社長は「故障した原因の分析と（分析結果を同型製品へ反映させる）『横展開』は、富士通として行うべきことだ。常に備えはある」と語った。原因を踏まえ適切な保守対応を検討する。
開発を担当した東証のシステムで障害が発生したことについては、「東証と一緒につくったシステムで、終日の売買停止に至るような原因を当社納入機器の故障で起こしたことを心よりおわびする」と述べた。その上で、「日本の金融システムへの信頼を損ねる形となったことを真摯（しんし）に受け止め、東証と一緒に原因究明と再発防止に全力を尽くす」と強調した。
記憶装置にトラブルが生じた際は、予備の装置へ自動的に切り替わることがテスト段階で確認されていた。しかし、１日は自動切り替えに失敗。東証は５日、切り替え用のシステム設定値に誤りがあったと発表した。
時田社長は設定値の誤りについて、「テストの際の問題なのか、設計まで立ち戻る問題なのか突き詰めないと本当の再発防止にはならない」と話し、「どこに根本的な問題があったのか追究している最中だ」と説明した。
富士通としての経営責任の明確化に関しては「今は何も決めていない」としながらも、「納入者としての責任はもちろん当社にある」と語った。 
"製品" - Google ニュース
October 10, 2020 at 05:10AM
https://ift.tt/33J6tHG
富士通、同型製品の点検準備 東証障害の記憶装置故障で―時田社長 - 時事通信ニュース
"製品" - Google ニュース
https://ift.tt/38fgThV
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "富士通、同型製品の点検準備 東証障害の記憶装置故障で―時田社長 - 時事通信ニュース"
Post a Comment