アップルの開発者会議WWDC20は、日本時間で23日午前2時から開催が予定されています。その基調講演ではハードウェア新製品がお披露目されるとの期待が高まっているなか、実はソフトウェア中心の発表になるとの予測が報じられています。
Bloomberg報道の趣旨は、今回のWWDCで焦点が当てられるのはmacOSであるというもの。同誌は「MacのプロセッサがIntel製チップから独自開発のArmベースチップへの移行計画が発表される」との主張を繰り返すとともに、今年のmacOSアップデートでは「iOSアップデートのコンピュータへの移植」が改善されると伝えています。
その具体的な内容は言及されていませんが、おそらくiOSやiPadOSから多くのアプリケーションや基本機能をMacに移植する「Catalyst」路線を続けることだと推測されます。これまでにもiTunesを分割するにあたり「Music」「TV」「Podcast」の3つが移植されており、それに加えてiOS版「iMessage」の更新がmacOS版にも反映されるとの噂もありました。
そしてApple TVやHomePodの新モデル(マイナーチェンジ)は2020年後半に向けて温存されるとのこと。かたやApple Watchについては新たな文字盤やキッズモード(「親が子供の健康管理できるwatchOS 7(仮)の新機能との噂あり)、睡眠追跡機能も期待されると述べられています。これらが次期モデルApple Watch Series 6(仮)に限られるのか、従来モデルでも利用できるかは触れられていません。
また、まもなくHomePodにはSpotifyなど他社音楽サービスのサポートが追加される(記事執筆時点では、Spotifyの再生はiPhoneやiPadなど別のデバイスからAirPlayにより転送する手順を踏む必要がある)こと。そしてiPhoneのデフォルト(標準)メールアプリやWebブラウザが変更できる見込みなどは、同誌が2月に報道したことの再確認です。「iOSをサードパーティアプリに開くことを重視して」とされていますが、WWDC20で発表されるかどうかは不明です。
Bloomberg記事の結論は、これらソフトウェアアップデートが2020年内に登場する様々な新ハードウェア製品のための「舞台を準備する」というもの。Apple Watch新モデルや4つの再設計されたiPhone(いわゆるiPhone 12(仮)シリーズ)、新型HomePodやApple TV、新iMacやMacBook Proのほか、Beatsブランドではない初のオーバーイヤーヘッドホン(製品名は「AirPods Studio」説が有力)や物理的なオブジェクトを見つけるアクセサリー(おそらく忘れ物防止タグ「AirTag(仮)」のこと)も計画され、新ソフトウェアと統合される予定だと述べられています。
あと1~2日というタイミングで大手メディアが報じたということは、やはり新ハードウェア製品の発表は望み薄で、狭額ベゼルの新型iMacも今回は姿を見せないのかもしれません。ともあれ発表がMacのArmベースチップへの移行計画に限られるとしても(アプリ開発者に準備期間を与える必要から、先延ばししにくいはず)、十二分にインパクトはありそうです。
Source:Bloomberg
Via:9to5Mac
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June 21, 2020 at 04:09PM
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WWDC20での発表はソフトウェア中心、ハードウェア新製品は2020年後半まで先送りの噂(Bloomberg報道) - Engadget日本版
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