ガソリン
北東アジア積み92RONガソリン(MR船型)の市況連動相場はもち合った。売り買いとも聞かれず、マーケットは閑散としている。ただ、新型コロナウイルスの感染が収束し、ロックダウンの緩和が進んでいるため、東南アジアの需要が増える傾向にあるとの声が聞かれる。しかし、いまのところスポットの買いは確認されていない。一方、北東アジアからも7月積みの売りは依然として聞かれない。7月北東アジア積みのスポット販売は、来週以降に本格化しそうだ。
ナフサ
北東アジアのスポット市場では、韓国のLG化学が7月後半着ナフサを購入。価格は日本市況に対し5ドルのプレミアムと伝えられる。数量は不明。北東アジアの需要家筋は、「日本着オープンスペック・ナフサの市況連動相場は、8ドル程度のプレミアムに急上昇している」という。JXTGエネルギーや出光興産の製油所でのトラブルにより供給が引き締まっているとみられている。昭和電工もJXTGエネルギー大分製油所からの供給停滞により、ナフサのスポット調達に動いているもよう。
中間留分
北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場はもち合った。7月積みカーゴの商談は様子見の気配が続いている。市場関係者によると、韓国や日本の複数の石油会社が7月積みカーゴの販売を検討しているものの、現時点ではマーケットチェックに留まっているようだ。供給引き締まり感からマーケットの基調は強含んでいるものの、「中国石油各社の動向を見極めたい」(市場関係者)との声が聞かれる。一方、韓国積み0.001%S軽油(SR船型)の市況連動相場は上昇。需給引き締まりを受けた。韓国積みSR船型0.001%S軽油が、日本向けとしてシンガポール市況に対し1.30ドル程度のプレミアムで取引された。日本国内の軽油価格が高止まりしていることもあり、適正な水準との見方が伝えられた。
重油
韓国積み0.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は下落。バンカー向け需要の後退を受けた。米中対立の激化により海上輸送量が減少している。韓国でも依然としてバンカー需要が弱く、韓国市場関係者は、「韓国積み0.5%S重油の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し20.00~30.00ドルのプレミアムへと後退している」という。一方、現代オイルバンクは残渣油脱硫装置(RFCC)の定修を終え、製油所稼働率を80%程度に引き上げているとみられる。「精製マージンが5月に比べて改善しているため、6月は製油所稼働率が上昇し、重油の供給も増加するだろう」(同)とみられている。
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June 08, 2020 at 05:18AM
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アジア石油製品=6月1~5日:日本着ナフサは急上昇、供給停滞で|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発
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