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アジア石油製品= 5月11~15日: ナフサ市場は期先高に推移|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発

ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は上昇した。需要増が中国積みの相場を押し上げた。東南アジアからスポットの買いが浮上している。ベトナムのペトロリメックスは12日、5~6月積みとしてそれぞれMR船型2カーゴの買付け入札を締め切った。また、フィリピンのペトロンも12日、6510日積みとして87RONガソリン20万バレルと92RONガソリン10万バレルの買付け入札を締め切った。供給面では、中国石油1社が12日、667日華南積みの92RONガソリンMR船型を販売した。価格は FOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し1.90ドル近辺のディスカウントと伝えられた。

ナフサ

 日本では、5月に三菱ケミカル鹿島工場、57月に丸善石油化学千葉工場、67月に三井化学大阪工場で、それぞれナフサクラッカーが定修期を迎える。このため、「57月にかけてナフサ需要は減少する」と北東アジアの石化メーカーは伝えている。アジアでは、ナフサのインターマンススプレッドが足元ではバックワーデーション、期先ではコンタンゴを形成している。

中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は強含んだ。供給の引き締まりを背景に、相場はじり高。製油所の定修や減産などにより、6月北東アジア積みのスポット供給が減少している。中国は国内市況高を背景に、6月積みでも輸出が少なさそうだ。日本の元売りは輸出余力が限られ、スポット販売に渋っている。この中、韓国石油1社が今週、6月積みとして0.001%S軽油MR船型2カーゴを販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(0.001%S)に対し85セントと1.35ドルのディスカウントと伝えられた。船積み時期によって、格差が生じている。

重油

 韓国積み0.5%S重油(MR船型)の市況連動相場はもち合い。ただ、韓国ではSKエナジーが残渣油脱硫装置(VRDS)の本格稼働を開始したことで0.5%S重油の供給が増加していることに加え、韓国や中国などでは新型コロナウイルスの感染拡大の第2波への懸念から、経済活動が停滞し、需要が弱含むとの懸念が浮上。上値は重い。一方、このところの海上運賃高を受け、域外からアジア向けのアービトラージ玉が減少している。5月の数量は300万トン程度と、前月の400万トンから減少する見通し。アジアの主要市場であるシンガポールでは、0.5%重油の市況連動相場は小幅反発し、インターマンススプレッドもコンタンゴとなっている。需要が徐々に回復し、先行き市況も上昇する兆し。

「アジア石油製品」レポートサンプル

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May 18, 2020 at 07:05AM
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