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『ファイナルファンタジーVII リメイク』海外での評価――平凡なサイドクエストやコンテンツの水増しがあっても、魅力あふれる作品と話題に(IGN JAPAN) - Yahoo!ニュース

『ファイナルファンタジーVII リメイク』海外での評価――平凡なサイドクエストやコンテンツの水増しがあっても、魅力あふれる作品と話題に - Part 1

『ファイナルファンタジーVII リメイク』の発売まで残すところ2日! 世界各国のゲームメディアは一足先にレビューを掲載しており、IGN JAPANでは8点のスコアを付けている。
レビューを担当した筆者は、臨場感溢れるミッドガルの街並みや丁寧なキャラクター描写を高く評価し、リアルタイムアクションとコマンド選択を融合したバトルシステムも見事だと思った。一方で、物語の遅いペースや、頻度の高いバトルは人を選ぶものになりそうだと感じている。

「ファイナルファンタジーVII リメイク」画像・動画ギャラリー

他のメディアではどのような評価になったのだろう? レビュー集積サイトMetacriticを見ると、現時点で73のレビューが登録されており、87点のメタスコア(平均スコア)を収めているので、IGN JAPANよりも一回り高い評価と言えそうだ
IGN各国のレビューを見てみると、特にヨーロッパで高く評価されているとわかる。アメリカのライターが担当したIGN本家のレビューはIGN JAPANと同じ8点で、やはりミッドガル及びキャラクター描写のクオリティの高さを評価する一方、水増しに思えるコンテンツや工夫の足りないサイドクエストを問題として指摘している。さらに、新しいストーリーも残念な出来としている。

IGN Italiaは95点、IGN Spainは96点と、それぞれ非常に高いスコアだ。IGN Spainは「まさに芸術作品と言いたくなるようなゲーム」としており、IGN Italiaは「古典の再定義として秀逸であるのはもちろん、ためらいのないシナリオも評価したい」とある。
ヨーロッパでの評価が特に高いのは、オリジナル版『ファイナルファンタジーVII』の現地における歴史的なインパクトも関係している可能性がありそうだ。弊誌のダニエル編集長もこれまで何度も指摘する通り、ヨーロッパのほとんどの地域で『ファイナルファンタジーVII』は最初に発売した「ファイナルファンタジー」であり、多くの人にとって初めて遊んだJRPGとなった。一方で、北米では初代『ファイナルファンタジー』及びFFIV~VIが発売している。
また、『ファイナルファンタジーVII リメイク』は米国の大手ゲームメディアGamespotで10点満点を獲得しているが、レビューを担当したTamoor Hussainはイギリス出身のライターだ。同氏は自身が原作のファンであることを認めつつも「オリジナルを遊んだかどうかと関係なく、素晴らしいゲームだ」と書いている。

Hussainはレビューでまずバトルシステムを褒め称え、モダンなFF作品で、シリーズ従来のターン制バトルの魅力が失われていない唯一のシステムだとしている。しかし、それよりもさらにストーリーや世界観を高く評価し、オリジナルでは想像で補っていたキャラクターの人間味が極めて巧妙に再現されている点に触れた。多くのレビューで問題視されているサイドクエストについても、Hussainは工夫が足りないことを認めつつ、それらを通してクラウドの人間味がさらに見えてくるので、ないよりはあった方がいいと書いている。
もちろん、ヨーロッパ以外の地域でも高く評価されており、例えばPress Start Australiaは90点の評価を下している。「FFシリーズやJRPGのカジュアルなファンとしても楽しめるが、あなたがもしもFF7のコアファンなら度肝を抜かれるだろう」という文章が印象的だ。
「完璧なゲームではないが、FF7のリメイク作品としては僕の期待を遥かに上回っていたし、次回作まで待ち遠しくなった」

73件のレビューが登録されているなか、80点以下のスコアはわずか5件しかなく、AAAのゲームとして一定の水準に達しているとわかる。70点を付けたUSGamerは弱いサイドクエストとコンテンツの水増し、さらに新しいストーリーが賛否両論になることを予測している。現時点で最低スコアであるEGMの60点も、コンテンツの水増しによって輝いているポイントの間があまりにも時間が空きすぎていることを最大の問題として挙げている 。 満点レビューも含めて、各レビューには共通した問題点が指摘されているが、ほとんどの人にとっては、それを補って余りある魅力が『ファイナルファンタジーVII リメイク』にはあるようだ 。 発売後、ユーザーの中でどのように評価されるのかも楽しみだ 。

『ファイナルファンタジーVII リメイク』海外での評価――平凡なサイドクエストやコンテンツの水増しがあっても、魅力あふれる作品と話題に - Part 2

『ファイナルファンタジーVII リメイク』は4月10日、PS4向けに発売予定だ 。

クラベ・エスラ

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