セイコーエプソン(以下,エプソン)は2020年4月1日、中部電力ミライズから、長野県企業局が運営する水力発電所でつくられた「信州Greenでんき」を活用したCO2フリー電力を調達し、長野県内の3拠点の事業所で活用すると発表した。本信州産の電気を利用する最初の企業になるという。
信州Greenでんきは、長野県企業局が運営する美和発電所、春近発電所などの長野県内17カ所の水力発電を活用した電力メニューで、CO2フリーな地産電源を、長野県内や大都市圏に販売することで県内の地域活性化への貢献を目指している。
エプソンは、2018年より中部電力から年間100GWh(ギガワット時)の長期電力調達契約を行っている。今回の取り組みは、3カ所の事業所で使用する電力量の約6割について信州Greenでんきを活用する。具体的には長野県内の広丘事業所、塩尻事業所、本社事業所の3拠点の電気使用量に充当する計画で、広丘事業所のPrecisionCoreプリントチップ(インクジェットプリンタの基幹部品)や、塩尻事業所のウオッチ製品などは、実質的に再生可能エネルギー100%の電気による開発・生産になるという。
同社は、気候変動・地球温暖化を社会が直面する深刻な課題の1つと捉えている。その解決に向け、2050年をゴールとした「環境ビジョン2050」の下、同社の技術の源泉である「省・小・精の技術」を基盤に、商品の環境性能向上や事業活動などバリューチェーンを通じた環境負荷低減に積極的に取り組んでいる。
関連記事
買うより再利用へ、エプソンが描くオフィスの紙の将来像
環境への配慮から企業でも紙資源を節約する動きが進んでいる。そんな中で“紙を使う”プリンタ製品を手掛けてきたセイコーエプソンが、“紙を再生する”「世界初」(同社)の製品「PaperLab」を開発して話題となった。開発機を初めて一般公開した「エコプロダクツ2015」の同社ブースで、その実力を取材した。植物工場で1日にレタス3万株、LED照明+水リサイクル+栽培自動化
LED照明による完全人工光型の植物工場でレタスを生産・販売する京都府のベンチャー企業が第2弾の植物工場を同じ京都府内に建設する。各分野の有力企業4社とコンソーシアムを組んで、栽培工程の自動化と水のリサイクルにも挑む。新工場では2017年の夏からレタスの出荷を開始する予定だ。電力の8割を自給自足する先進県、小水力発電と木質バイオマスが活気づく
水力発電が盛んな長野県では電力需要の8割以上を再生可能エネルギーで供給できる。2017年度に自給率100%を目指して、農業用水路に小水力発電所を拡大中だ。森林資源を生かした木質バイオマスによるガス化発電、牧草地やゴルフ場の跡地を利用した巨大なメガソーラーの建設計画も始まった。
"製品" - Google ニュース
April 14, 2020 at 06:30AM
https://ift.tt/2VrFn2A
エプソンが信州産電力を活用、時計製品を再エネ100%で製造 - ITmedia
"製品" - Google ニュース
https://ift.tt/38fgThV
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "エプソンが信州産電力を活用、時計製品を再エネ100%で製造 - ITmedia"
Post a Comment