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太陽の極点観測へ 欧米の探査機打ち上げ - 時事通信ニュース

2020年02月10日15時13分

 【ワシントン時事】欧州宇宙機関(ESA)と米航空宇宙局(NASA)による太陽探査機「ソーラー・オービター」が米東部9日夜(日本時間10日午後)、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。太陽の北極や南極を初めて観測し、太陽系の成り立ちを解き明かす手掛かりを得られると期待されている。
 ソーラー・オービターは、パネルを広げた幅が約18メートルで、太陽周囲の楕円(だえん)軌道を周回。最も近づくと水星の軌道の内側に入り、太陽表面から約4200万キロにまで接近する。500度を超える高熱の中、少なくとも7年間は活動する予定だ。
 最新鋭の観測機材を搭載し、太陽の極点や磁場を観測。観測データは、太陽から吹き出す高温の粒子「太陽風」の発生過程や、太陽の活動が11年周期で変化するメカニズムの解明につながるとみられている。
 NASAは2018年、太陽表面から600万キロ余りにまで近づく計画の探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」を打ち上げた。NASAの太陽部門責任者は米メディアに「すべての探査機はそれぞれの任務を課されているが、われわれはチームとして協力する」と話し、ソーラー・オービターとの連携に期待を示している。

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