今回レビューするSIMフリースマートフォンは、中国シャオミ(小米科技)の「Xiaomi Mi Note 10(以下、Mi Note 10)」だ。シャオミは2010年に創業したスマホメーカーで、現在はスマート家電も手掛ける総合家電メーカーへと成長している。
スマホの出荷台数は韓国サムスン電子(Samsung Electronics)、中国ファーウェイ(華為技術)、米アップル(Apple)の3強に続く位置にあるメーカーだ(米IDC調べ、2019年の第3四半期は第4位)。
そのシャオミは、日本市場には2019年12月に参入を果たした。参入第1弾として発売されたのがMi Note 10である。
筆者はMi Note 10を発売直後に購入し、実際に使っている。価格はAmazon.co.jpで5万8043円(税込み)だった。最大のセールスポイントである5眼カメラの使い勝手を含め、正直な使用感を伝えたい。
ほぼあらゆる撮影シーンに対応する5眼カメラは画質も上々
Mi Note 10の最大の特徴はカメラだ。背面には5つのレンズが並ぶ。縦向きで上から光学5倍の望遠カメラ(500万画素/F値2.0)、光学2倍のポートレート用カメラ(1200万画素/F値2.0)、メインカメラ(1億800万画素/F値1.69)、117度の画角で撮影できる超広角カメラ(2000万画素/F値2.2)、マクロ撮影用カメラ(200万画素)となっている。
ハイエンドスマホはメイン+超広角+望遠の3眼カメラを搭載する機種が増えているが、Mi Note 10はそのトレンドを一歩も二歩もリードしている。2倍と5倍の2つの望遠カメラを搭載し、デジタルズームは最大50倍。人気の超広角撮影はもちろん、マクロ撮影も可能だ。
メインカメラはスマホとしては別格級の1/1.33インチという大きさの画像センサーを搭載し、有効画素数は1億800万画素。「もはやデジタルカメラは要らないのでは?」と思えるスペックを実現している。
まずは超広角、標準、2倍、5倍で撮影した写真をご覧いただこう。
倍率によって、使われるレンズが変わるわけだが、それによる色調の変化は個人的には気にならない。デジタルズームを使わない望遠を2倍と5倍の2段階で撮影できるのは非常に便利に感じた。
例えばiPhone 11 Proは光学2倍で撮影できるが、それ以上の倍率はデジタルズームになり画質が劣化する。HUAWEI P30 Proは光学5倍の望遠カメラを備えているが、光学2倍のレンズは無い。そのため1倍からワンタッチで切り替えられるのは5倍で、2〜3倍程度で撮るには、手動でのズーム調整が必要となる。
なおデフォルトの「写真」で撮影しても、画像サイズは1億800万画素にはならない。撮影した画像を確認すると6016×4512(約2700万画素)だった。高解像度で撮影するには、撮影モードを「108M」に設定する必要がある。
スマホの画面だと「写真」と「108M」のどちらで撮った写真も画質にはほとんど差がないように思えた。ただし、拡大して見る場合はやはり「108M」で撮ったほうが有利になる。「写真」で撮影した画像は、拡大率を上げるほど画質の粗さが目立つ。とはいえ「108M」で撮る必要が生じる場面は少ないだろう。
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