米Nianticは1月28日、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)で、オンラインマッチングによる対人戦「GOバトルリーグ」を間もなく開始すると発表した。今週からトレーナーレベルによって段階的に参加できるようにする。
GOバトルリーグは、オンラインマッチングで世界中のトレーナーと戦える新しい対人戦。現在の「トレーナーバトル」と同様、ポケモンのCP(コンバットパワー)によって3つのリーグを設け、期間を区切って順番に開催する。
Nianticの発表によると、まず試験期間の「プレシーズン」を行い、バランス調整やレーティングの基準などを検討するという。プレシーズンは、2週間ごとに「スーパーリーグ」「ハイパーリーグ」「マスターリーグ」を開催し、参加するとさまざまなリワード(報酬)がもらえる。「レーティングの対象外なので、気軽にパーティーや戦法を試してほしい」(Niantic)
バトルの前に5キロ歩く
GOバトルリーグに参加するには、まず5キロの距離を歩かなければならない。歩き終えると5回ぶんの挑戦権を獲得できる。1日に3回まで同じ手順で挑戦権を増やせる。また、歩いた距離が5キロに満たなくてもポケコイン(ゲーム内通貨)で補填できる「今すぐバトル」機能がある。ただ、この機能を使うには、最低2キロは歩いていなければならない。
バトルの報酬は、ポケモンの強化に必要な「ほしのすな」、わざの変更に必要な「わざマシン」といったアイテムが中心で、ほしのすなは勝利数に応じてもらえる量が増えていく。また報酬には「特定のポケモンに出会えるチャンス」も。ランクが上がると「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」や「ポッ拳」にも登場した「マスクド・ピカチュウ」が現れるという。
課金アイテムの「プレミアムレイドパス」は「プレミアムバトルパス」に名称変更し、レイドバトルとGOバトルリーグのどちらでも使えるようになる。このパスで「GOバトルリーグ戦」に参加すると通常より多くの報酬がもらえる他、特定のポケモンに出合うために必要な勝利数が減るなどのメリットも。ただし、このバトルに挑戦しても「ランクやレーティングには影響しない」という。
海外の情報サイトには、イッシュ地方の未実装ポケモンが一部報酬に含まれるといった未確認情報もある。事実ならポケモン図鑑を埋めるためにバトルに挑戦するトレーナーも増え、GOバトルリーグを盛り上げるかもしれない。
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