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カプコンのIPメガ盛りゲーム「TEPPEN」から考えるeスポーツとカードゲームの親和性 - Engadget 日本版

カプコンのIPメガ盛りゲーム「TEPPEN」から考えるeスポーツとカードゲームの親和性 - Engadget 日本版

■カプコンのIPメガ盛りのカードゲーム


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ということで、そんな人に紹介したいのがスマホゲーム『TEPPEN』です。これはガンホー・オンライン・エンターテイメントとカプコンが手を組み、開発した新感覚のカードゲームで、基本無料なので気軽に始めることができます。

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ゲーム画面を見ていただければわかりますが、登場するキャラクターやカードは、カプコンのIPが使われています。『ストリートファイター』『バイオハザード』『ロックマン』『デビルメイクライ』『モンスターハンター』といった有名ゲームのキャラクターが多数登場しています。ある程度のゲーム好きであれば、馴染みのあるタイトルは1つぐらいあると思うので取っつき易いのではないでしょうか。

基本的なシステムはカードゲームですが、新感覚であるのはターン制ではなく、リアルタイムの時間進行で行われること。通常のカードゲームだと、先手後手がお互いに動かせるコスト分の行動を行ったら、相手が動かせる順番になります。『TEPPEN』の場合は、常に行動するためのMPが増え続けており、カードコスト以上に溜まるといつでもカードが使用することができます。

例えば、コスト4のカードを使う場合は、MPが4になった瞬間に使うこともできますが、8まで溜まるのを待って、コスト4を2枚一度に出すこともできます。当然、相手もMPが溜まるので、相手と同時に出すこともあり得るわけです。ある種カードゲームにアクション性を持たせたものだとも言えます。他のeスポーツタイトルで例えるのであれば『クラッシュロワイヤル』のエリクサーと同じような感覚でMP管理をして、カードを出していく感じです。

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一度に出せるカードは3枚までです。カードから出ているライン(左のプレイヤーは青で右に向かって移動)が、相手のカードに到達すると攻撃となります。カードに書かれた数字は上の赤い三角が攻撃力、下の青い六角形が体力です。体力がなくなるとカードが破壊されます。一番下にある黄色のゲージがMP。時間の経過で増えていき、カードを使うとコスト分減ります。

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カードがない場所に攻撃が到達するとヒーロー(プレイヤーキャラ)にダメージが入り、ゼロになると敗北となります。また、カードによっては相手のカードを飛び越してヒーローに攻撃できるスキルや直接ヒーローにダメージを与えるものもあります。

また、アクションカードと呼ばれるスキルを使ったカードを使用した場合は、アクティブレスポンスと言うターン制のバトルに移行します。10秒の間にカードを出し合います。アクティブレスポンスでは後から出したカードの効果が優先されるので、出すタイミングやカードを出さずにアクティブレスポンスを終了させると言う戦略も必要となってきます。

まあ、ずらっとシステム的なことを書いてもやってみないとわからないことも多いと思いますので、とりあえずダウンロードしてみていただければ。

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どちらかのプレイヤーがアクションカードを使うと、アクティブレスポンスと言うターン制にかわります。アクションカードは魔法やスキルのようなもので、カードやヒーローの体力を回復させたり、カードの攻撃力を上げたり、破壊したりすることもできます。

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基本無料のカードゲームなので、当然課金要素があるのですが、ゲームをプレイする毎に獲得できるゼニーでカードの購入ができるので、無課金でもそれなりにカードを揃えることはできます。いわゆるレアカードを獲得する為のガチャ的な要素はなく、どちらかと言うと手っ取り早くカードを充実させたい人向けの課金って言う感じです。これまた他のタイトルで言うと『リーグ・オブ・レジェンド』の課金に近い感じですね。

■カードゲームとeスポーツの親和性

この『TEPPEN』ですが、最初からeスポーツや大会を想定して開発されています。海外では7月11日、日本では8月8日にローンチされ、9月に開催された東京ゲームショウでは、早々に大会が開催されました。さらに、12月には世界大会が予定されており、賞金総額は5000万円です。新規タイトルで、これだけの規模の大会がローンチして半年も経たずに行われるのは、最初からeスポーツタイトルとして見据えていたことが窺えるわけです。

先日のライアットゲームズの「リーグ・オブ・レジェンド10周年感謝祭」で『リーグ・オブ・レジェンド』のカードゲーム『レジェンド・オブ・ルーンテラ』が発表され、カードゲームの代表作である『マジック:ザ・ギャザリング』のデジタル版もリリースされることが決定しています。日本でのeスポーツ最高賞金額である『シャドウバース』や海外で人気の『ハースストーン』など、eスポーツにおけるカードゲームの割合は、これまで以上に多くなるのではないでしょうか。

カードゲームは、定期的に新カード、新デッキをリリースして、カードやプレイヤーの強さの固定化をしないようにしていますし、ユーザーは飽きずにプレイし続けることができます。メーカー側としても課金が見込めます。課金が見込めれば大会の開催や賞金額に反映するので、eスポーツタイトルとして極めて好循環を見込めるジャンルです。

また、ゲームとしてはハードに対する要求も少なく、スマートフォンでも十分に遊べるため、ゲーミングPCやコンソールマシンのように、初期投資が少ないのも利点です。手軽に遊べる分、プレイヤー人口も他よりも多く見込めると言うのも、オンライン対戦型のゲームとしては大きな利点となります。

強くなるには、膨大な情報と戦略が重要となるので、簡単に強くなれないですが、他のeスポーツタイトルのように操作スキルに左右されない部分としては、ゲームが苦手な人にもオススメしたいところです。今後はeスポーツ向けのカードゲームが増えていきそうな気配なので、『TEPPEN』が長期で遊べるタイトルとなるのは未知数ですが、とりあえずやってみるのは悪くないと思いますよ。

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2019-12-06 14:17:00Z
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