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Intel、安価なデスクトップ向け第14世代Core。ノートPC向けにCore U シリーズ1を展開 - PC Watch

デスクトップ向けのCore(第14世代)、KではないSKUが今回発表された(出典:Intel Core Processors、Intel)

 IntelはCES 2024の開幕前日となる1月8日(現地時間)に報道発表を行ない、インテルCoreデスクトップ・プロセッサー(第14世代)の追加モデルを発表した。

メインストリーム向けのCore(第14世代)(出典:Intel Core Processors、Intel)

 Intelは2023年10月に第14世代Coreを発表し、いわゆるK SKU(ケイスキュー)と呼ばれる、オーバークロック時の倍率ロックがかかっていないバージョンのみが発売されていた。今回はKがつかないメインストリーム向けのSKUが追加された。

プラットフォームは第13世代Core、K SKUのCore(第14世代)と同様(出典:Intel Core Processors、Intel)
性能(出典:Intel Core Processors、Intel)

 TDPは65W、60W、58W、46W、35Wがあり、Intel N100やN200などとは逆に、EコアがなくPコアのみというSKU(i3-14100T、Intel Processor 300T)も用意されている。

SKU(出典:Intel Core Processors、Intel)
Core Uシリーズ1(出典:Intel Core Processors、Intel)

 また、新しいブランドスキームに対応した「Core Uシリーズ1」も発表した。

 Intelは開発コードネームMeteor Lake世代から、第xx世代Coreという呼び方をやめ、最新の製品を「Core Ultra」、1世代前の製品を「Core」として展開していくと発表している。なお、デスクトップPC向けと、ゲーミングPC向けには「Core(第14世代)」という呼ばれ方がされているが、これは移行期の暫定的な呼び方で、今後はCore UltraとCoreという2段階のブランドに切り替えられていき、第xx世代という呼び方はなくなっていく。

Core Uシリーズ1はプラットフォーム、基本的に第13世代Coreと同等(出典:Intel Core Processors、Intel)

 今回発表されたCore Uシリーズ1は、そうしたブランド戦略に沿うもので、従来の第13世代Coreとして使われていたCPUをリフレッシュした製品となる。基本的には第13世代に利用されていたCPUダイが転用されるが、製造時の最適化などが行なわれており、クロック周波数が少し引き上げられている。

 従来の第13世代Core Uシリーズと同じように、2コア(Pコア)+8コア(Eコア)という組み合わせになっており、Core 7 150U、Core 5 120U、Core 100Uという3つのSKUが用意される。いずれもTDPは15Wで、薄型軽量ノートPC向けの製品となる。

Core Uシリーズ1のSKU(出典:Intel Core Processors、Intel)

 IntelによればCore Uシリーズ1を搭載したシステムは第1四半期に投入される見通し。

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