
ジェズスは今夏の移籍市場でマンチェスター・シティから加わっており、すでにリーグ戦では5ゴール5アシストを記録している。得点だけでなく前線での体を張ったポストプレイや献身的な守備が魅力であり、移籍後すぐにセンターフォワードで地位を確立した。
しかしブラジル代表として出場したFIFAワールドカップ・カタール大会で右膝を負傷。手術を行い、約3カ月間起用できないことが分かった。
英『football.london』によると、イラン代表としてW杯に出場したポルトのメフディ・タレミが獲得候補として浮上したと報じている。タレミとポルトとの契約は2024年6月末となっており、契約延長とならなければ移籍の可能性があると同メディアは報じている。タレミは過去にもアーセナル行きが報じられており、直近でいえば昨季の冬だ。ピエール・エメリク・オバメヤンがバルセロナへ移籍した際、アーセナルはローンでタレミの獲得を目指していたという。
同メディアはこのタレミが安価な選択肢になると主張している。30歳とベテランであり、他の候補であるジョアン・フェリックスやコーディ・ガクポと比べれば費用は抑えられるはず。ポルトでは継続して数字を残しており、W杯ではイングランド相手に2ゴールを決めた。
英『Daily Mail』はバルセロナのフェラン・トーレスも候補の一人だと報じている。バルセロナはマンチェスター・シティからトーレスを獲得したばかりだが、すでに売却を考えている様子。値下げも考えているようで、こちらもまた安価な選択肢となるか。ただトーレスはウイングの選手であり、9番はそれほどハマっているようには見えない。シティ時代にはフィット寸前だったが、怪我で戦列から離れており、チャンスを逃した。
アーセナルの冬の移籍市場での予算は5000万ポンドとされている。ストライカー以外にも中盤やサイドアタッカーの獲得をするのであれば、一つのポジションに大金を払うことができない。ストライカーはジェズスが復帰すれば人員は揃っており、よく考えて動く必要がありそうだ。
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