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思いついてしまった。チューナーレスTV+「nasne」が最高ではないか - AV Watch

チューナーレスTVに、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」を組み合わせると、最高だぞ!

1年ほど前、筆者はバッファローのネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」を購入した。テレビに直接つなぐ製品ではなく、ネットワーク経由で様々なデバイスから、テレビ放送や録画番組の再生ができるものだ。リビングに腰を落ち着けて見ることができなくなったテレビを、別の方法で気軽に見られるようにしたい、というのが主な理由だったのだが、今のところその狙いは見事に達成できている。スマートフォンやタブレットを使って手元ですぐにテレビ視聴できる「nasne」が、筆者にぴったりハマったわけだ。

ところで今、巷では、テレビ放送が“見られないチューナーレスTV”の人気が高まってきている。動画配信サービスをメインに利用している人も増えているだろうし、ゲーム機をつないで遊べればいい、という人もいるだろう。たしかにそれならチューナーが装備されている必要はなく、安価なモデルも多いから導入ハードルも低い。

で、思いついてしまったわけだ。“そんなチューナーレスTVと「nasne」を組み合わせれば、身軽かつ気軽にもっとテレビを楽しめるのではないか”と。そんなわけで試してみたら、やっぱり最高だったのである。

チューナーレスのスマートテレビ「TSM-2401F2K」と組み合わせる

さて、そんな「nasne」に今回組み合わせたいのがチューナーレスTVだ。まずチューナーレスTV単体にどんなメリットがあるかというと、1つ大きなものとしては、一般的なチューナー内蔵テレビより安価なことが挙げられる。例えばドン・キホーテが発売した「Android TV機能搭載チューナーレス スマートテレビ」は、24型の「TSM-2401F2K」が2万1,780円で手に入る。

ドン・キホーテの「Android TV機能搭載チューナーレス スマートテレビ」。24型の「TSM-2401F2K」。パッケージ内容は本体、スタンド、リモコン、説明書など。もちろんB-CASカードはない。なお、以前販売されていた「TSM-2401F2K」から、OSがバージョンアップされたものが「TSM-2402F2K」だ

これだけ安価でありながら、HDMI入力は3系統備え、1系統はARCおよびCEC対応。有線LANやWi-Fiにも対応する。OSにAndroid TVを採用しているので、ネットワークにつなげればYouTubeやNetflix、Amazon Prime Video、Huluといった動画配信サービスを直接利用できる。テレビ番組の見逃し配信サービスであるTVerも視聴可能だ。

HDMI入力は3系統用意。他にコンポジット入力、光デジタル・アナログ音声出力、有線LANなどもある
様々なアプリが使えるAndroid TV。スマートテレビではないチューナーレスTVの場合は、Google ChromecastやAmazon Fire TVなどをHDMI入力に接続すれば同じようなことはできる。逆に、これらの追加投資が不要なドン・キホーテのテレビのコスパは高い

チューナーレスTVでも、TVerなどのテレビ番組を見る手段があり、配信サービスと契約すれば映画やアニメも見放題になる。“「nasne」のような単体のチューナー・HDDレコーダーをわざわざ用意することもないのでは”と思える。が、実はそこにはちょっとした落とし穴もあるのだ。

たとえばTVerのような見逃し配信サービスは、リアルタイムでテレビ放送した番組すべてを配信しているわけではない。配信している番組も視聴可能な期間が限られていたりする。まだまだテレビでしか見られない番組もたくさんあるし、いつまでも見られるようにしておきたいなら録画しておくしかないのだ。それに、有料の動画配信サービスもあれこれ契約すると、意外と毎月の料金がかさんでしまう。

TVerでは放送済みテレビ番組の見逃し配信を行なっているが、配信されない番組は少なからずあり、視聴期限は限られている

また、世界的スポーツイベントのライブ中継などは、リアルタイムで視聴してこそ。テレビを横目で見ながら、SNSで盛り上がるのが一番楽しい、という側面もあるわけで、ここは見逃し配信や他の動画配信サービスではカバーしきれない部分だったりする。

そこで、チューナーレスTVに、テレビ放送を見られるようにする「nasne」を組み合わせるわけだ。そうするとどうなるだろうか。

ちょうどこのタイミングで自転車ロードレースのツール・ド・フランスが開催されていた。夜中の放送でもできるだけリアルタイムで見たいもの

日々のエンタメの1つに、気軽にどこでも楽しめるテレビを

「nasneでテレビ放送や録画が見られればそれで十分!」と言うつもりはない。動画配信サービスなどオンデマンドのネットコンテンツに加えて、テレビ番組もエンタメや情報ソースの1つとしてあった方がもっと毎日を楽しめるはず、ということなのだ。

そういう意味でも、「nasne」とAndroid TVの組み合わせはベストなものだと感じた。「nasne」でテレビ番組を快適に楽しんで、torne mobileで新しい番組と出会い、コメントと一緒に盛り上がる。そして、放送以外のコンテンツを楽しむ時は、Android TVアプリや、Chromecast built-inでスマホから選んだ映像コンテンツを気軽にキャストしてテレビ画面上で再生する、という使い方もできる。こうした環境が、安価に構築できるのも魅力だ。

テレワークが中心になり自宅で過ごしがちになったとしても、大画面テレビのあるリビングにずっといる、なんてシチュエーションはそう多くないのでは、と思う。きっと同居家族の目がない仕事部屋にこもったりしているはずだ。まさにそういうところにこそ、「nasne」+チューナーレスTVが完璧にフィットする。

また、「nasne」があれば、もしチューナーレスTVが子供に占領された! という時でも、パソコンやスマホ、タブレットを使えば快適に視聴できる。この快適さは一度味わうと戻れない。テレビ番組を楽しむ機会がさらに増え、そこに「nasne」の真価を改めて感じられるだろう。

フットワーク軽く、いつでもどこでもスマートにテレビを楽しめるこの新スタイルを、みなさんもぜひ体験してほしい。

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