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ASUSが新製品「Tinker Board 2」シリーズを発表 - PR TIMES

キーポイント

· 卓越したIoT性能: 64-bit Armv86アーキテクチャを採用した6コアのRockchip RK3399 SoCに加え、マルチコアのMali-T860 GPUを搭載
· 簡単設定ツール:パフォーマンスの微調整や監視を直感的に行えるソフトウェアで、簡単な3ステップによる初期設定
· プロレベルの管理: ASUS IoT Cloud Consoleによるデータ管理や分析に加え、OTA(無線)によるファームウェア更新もサポート
· Android 10サポート:優れた3D性能、Android Neural NetworkやAdiantum暗号化により効率を5倍向上
 


ASUSは新製品である「Tinker Board 2」シリーズを発表しました。本製品は、クレジットカードよりやや大きいパッケージに本格的なパフォーマンスを備えた、Arm®ベースの組込みシングルボードコンピューター(SBC)です。製造業者やIoT、DIY愛好家にとって自身のアイデアを実現できる理想的なプラットフォームです。

IoTデバイスに最高のCPU・GPU性能

64-bit Armv8アーキテクチャであるRockchip RK3399を備えたArm社製 6コア System on a chip (SoC)を搭載したTinker Board 2およびTinker Board 2Sは、一般的なSBCに比べて性能が大幅に向上しました。

Tinker Board 2シリーズは、1つのSoCに2つの全く異なるプロセッサを組合わせたヘテロジニアス プロセッシング アーキテクチャであるArm big.LITTLE™も備えています。big.LITTLEソフトウェアはタスク配分を自動化し、各処理に適切なCPUコアを確保します。これにより、Tinker Board 2およびTinker Board 2Sは初代Tinker Boardと比較して1.5倍も性能が向上し、多くの競合SBCと比較して驚異的な処理能力を発揮します。

Tinker Board 2はArmのMidgardアーキテクチャで構築された最高性能モデルであるマルチコアGPU Mali-T860を搭載しています。特に、Mali-T860は複雑な画像処理のユースケース向けに設計されており、OpenGL ES 3.0/3.1、OpenVG 1.1、OpenCL、その他の次世代および既存の2D/3D画像処理アプリケーションのフレームワークをフルサポートします。初代Tinker Boardと比較すると、Tinker Board 2のMali-T860のGPUはグラフィック性能が最大28%向上しました。

ASUS IoT Cloud ConsoleとFOTAを活用したプロレベルの管理

Tinker Board 2は、異なるOSで動作するIoTデバイスが収集したビッグデータを管理・分析するための統一プラットフォームであるASUS IoT Cloud Console(AICC)※1から制御可能で、 迅速なトラブルシューティング、リモートでの再起動や更新、監視・分析のためのシンプルなダッシュボードをワンストップで提供します。

Firmware-over-the-air(FOTA:ファームウェアの無線配信・更新)※2にも対応しており、Tinker Board 2やTinker Board 2Sを利用して開発された組込みシステムに、最新のAndroidファームウェア、OS、ドライバーをリモートでアップデートできます。
 

豊富な接続性と最大4K UHD解像度のデュアルディスプレイをサポート

HDMI、DisplayPort over USB-C、DSIを搭載したTinker Board 2とTinker Board 2Sは、柔軟性に優れたディスプレイに対応しています。最大4K UHD解像度のデュアルディスプレイをサポートし、感動的な映像を映し出します。

接続性においても新しい技術が採用されています。WiFi 5と2x2デュアルバンド2.4/5GHzアンテナを搭載することで、従来のWiFi規格に比べて最大10倍のワイヤレス転送速度を実現すると共に、USB 3.2 Gen 1 Type-AとUSB 3.2 Gen 1 Type-Cの両ポートを備えます。

また、最新のBluetooth 5.0技術を搭載したTinker Board 2とTinker Board 2Sは、最大2倍の高速転送と最大4倍の帯域幅を実現します。Bluetooth内蔵のためスピーカーやヘッドフォン、ゲームコントローラーなどの幅広いデバイスとワイヤレスで接続でき、快適さと自由を手に入れることができます。 Tinker Board 2SにはさらにPCBの下側にmicroSDカード用スロットが搭載されています。

簡単設定ツールと最適な動作を実現するモニタリング

Tinker Board 2とTinker Board 2Sはシステム全般を自由自在に微調整できる設定ツールを備えています。ユーザーは、目の前のタスクに最適なパフォーマンスを設定することができます。 設定ツールには、CPUとGPUの両方の最大周波数と最小周波数を設定する機能と、動作中に重要なステータスを監視することができるモニタリング パネルが備わっています。

Android 10に対応

Tinker Board 2とTinker Board 2Sでは、Android 10※3を実行できます。一部の競合SBCは対応していないエキサイティングで興味深い豊富な機能でTinkering(ティンカリング)の世界が広がります。

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ASUS Tinker Website: https://tinker-board.asus.com/jp/index.html
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※1 AICCは、有償サブスクリプションで提供されます。
※2 FOTAの対応(Android OS版、有償サブスクリプション)は、2021年1月末に開始予定です。
※3 Android 10 への対応は、2021年第一四半期に開始予定です。

 

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December 08, 2020 at 08:00AM
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