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ソフトバンクグループは、保有する株式の売却などによって今年4月から9月までの最終的な利益が1兆8000億円を超える黒字となったと発表しました。 「10兆円の資金化の目処は完了したということになりますので、守りは十分な、潤沢な現金がいま手元にある」(孫正義会長) ソフトバンクグループは、今年5月に発表された2020年3月期の決算では15年ぶりの最終赤字に転落していましたが、「Tモバイル」など保有株式の一部の売却や投資する企業の価値が上昇したことなどによって、今年4月から9月の最終的な利益は、一転して1兆8832億円の黒字となりました。 株式の売却などによって得たおよそ10兆円の資金は、AI=人工知能に関する技術を持つ企業への投資に充てるとしていて、未上場企業だけではなく、グーグルやアマゾンなどの上場企業にも積極的に投資を行うと説明しました。(09日22:00)
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