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アジア石油製品=10月26~30日:韓国積み灯油が上昇、日本の引き合い増加を反映|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発

ガソリン

 北東アジア積み92RONガソリン(MR船型)の市況連動相場は横ばい。中国の石油会社が11月積みの販売を進めている。中国海洋石油(CNOOC)28日、入札を通して112930日華南積みの92RONガソリン(酸素含有率最大0.5%)MR船型を販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し30セントのプレミアムと伝えられた。また、大連西太平洋石油化工(WEPEC)も同日、112325日積みの92RONガソリンMR船型の販売入札を締め切ったものの、結果は判明していない。一方、東南アジアの需要は振るわない。インドネシアやベトナムなどから新たな買いは見られない。

 

ナフサ

 北東アジアの相場は軟化していた。年末の決算に向けて、在庫調整のために買付けを見送る需要家が散見されていることや、欧州で再びロックダウンが相次ぎ、需要低迷によってアジア向けアービトラージが拡大していることで需給緩和感が強まっている。一方、市場で、昭和電工が今週予定していた買付け入札の実施を延期し、来週に12月後半着玉の買付け入札を開示する計画にあるもよう。一方、北東アジアの需要家筋は、「日本着オープンスペック・ナフサの市況連動相場は、日本市況に対し1けた台後半のディスカウントで推移している」とみている。

中間留分

 韓国積み灯油(SR船型)の市況連動相場は上伸。日本の商社からの引き合いが強まっており、相場は底堅く推移している。韓国の石油会社各社は生産調整を背景とした在庫の少なさを背景に、値下げには応じていない状況だ。シンガポール市況に対し、引き続き6.007.00ドルのオファーが一般的となっており、同価格を下回る売り物は少ないという。日本のプレーヤーも当初は5.00ドル以下までの買アイデアしか有していなかったが、韓国勢の出し渋りを背景に買唱えの引き上げに動き始めた。このため、同市況比で5.506.00ドル程度が、成約に至る水準となっている。

 

重油

 韓国積み3.5%S重油(380cst)の市況連動相場は前日から横ばい。韓国では3.5%S重油(380cst)市況の基調は堅調だ。韓国のトレーダー筋は、「海外から高硫黄重油(180cst)カーゴ5,0001万トンの買付け入札の提示を受けている」という。また、アジアの主要市場であるシンガポールでも、180cst品および380cst品市況が強含んでいる。それぞれ発電需要およびスクラバー搭載船向け燃料需要が伸長していることが背景。一方、台湾中油(CPC)は今のところ11月品の売買入札を予定していないものの、12週間以内に11月の入札計画を決定するもよう。

 

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November 02, 2020 at 05:52AM
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