時代の流れでしょうか。流れでしょう。
ソフトウェア音源や専用コントローラーを手掛けてきたNative Instrumentsから、新製品「MASCHINE +」が発表されました。MASCHINEシリーズ初のスタンドアロンモデルで、PC無しで使えるのが最大の特徴です。
MASCHINEは、ダンスミュージックやトラックメイクに特化した充実の音源集と、操作性もお値段も優秀な専用コントローラーが魅力の音楽制作システム。今まではPCと接続して使っていましたが、新たに登場した「MASCHINE +」で、ついにPCレスで使えるように。「コレ単体で鳴らないの?」と、MASCHINEの仕組みに戸惑っていた人もいたことでしょう。今度のは鳴るよ!
単体でサンプラー、シーケンサー、ドラムマシン、エフェクトなどを備え、4×4のマトリックスパッドを駆使してトラックを構築していきます。約24GBもの音源「MASCHINE+ SELECTION」を内蔵し、「MASSIVE」「MONARK」「FM8」といった定番のプラグインも付属。新機能「CLIPS」では、シーン間のトランジション作成や、フルアレンジにMIDIを直接レコーディングしたりと、さらにアイディアを自由に拡張できます。
もちろん、従来通りPCと繋いでDAWコントローラーとして使うことも可能。オーディオインターフェース機能もあり、ライン入力やMIDI入力、マイク入力も完備。家で使う場合でも、PCと繋いでガッツリ作り込んだり、スタンドアロンで気ままにビートを組み立てたりと、創作意欲の赴くままに使えるようになりましたね。
909の日に発表された「MASCHINE +」は、税込み14万9800円で2020年10月1日(木)発売予定。MASCHINEシリーズにしてはリッチなお値段ですが、スタンドアロンの楽しさはMPC Liveなどが実証済み。何よりNI産プラグインをPCレスで使えるって、かなりアガる体験ですよ。ライブもコレ1台で任せられるし。
Image: Native Instruments
Source: Native Instruments via letter music, YouTube1, 2
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