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企業や製品「月山めのう」でPR 山形・アトリエジェムカフェが製作 - yamagata-np.jp

企業や製品「月山めのう」でPR 山形・アトリエジェムカフェが製作

アトリエジェムカフェは月山めのうを使い、企業や商品をPRするアクセサリーの製造サービスを始めた。写真は設楽酒造店用に製造した「日本酒ピンバッジ」

アトリエジェムカフェは月山めのうを使い、企業や商品をPRするアクセサリーの製造サービスを始めた。写真は設楽酒造店用に製造した「日本酒ピンバッジ」

 ジュエリー販売のアトリエジェムカフェ(山形市)は10日、月山周辺で採れる天然貴石「月山めのう」を使い、企業や製品をPRするアクセサリーの製作サービスを始めた。ピンバッジを中心にネックレス、指輪などに加工でき、同店の佐藤宏太さん(31)は「原料から加工、販売までオール山形。本県の魅力を発信したい」と話している。

 月山めのうは資源に限りがある希少品で、優れた色味や輝きが特徴だ。PRアクセサリーは乳白色の物を使って手作りし、つややかさが目を引く。デザインは要望に応じ、留め具や軸には銀などを使う。外出機会の多い経営者からの発注を想定し、スーツ襟元に着けるピンバッジ中心の受注を見込む。注文から納品まで60日程度かかり、価格は1個2万7500円から。

 同店は今年1月、月山めのう工房(西川町)とコラボしてサクランボ形ピンバッジを発売し好評を得た。今回も同工房の協力を得た上で、加工は県内企業が担う。第1弾として老舗酒蔵の設楽酒造店(西川町)用に一升瓶形の「日本酒ピンバッジ」を製作。縦4センチ、横1センチ大で、銘柄「一声」の銀製ラベルも付けた。

 佐藤さんは「石は朽ちないため、会社のシンボルとして末永く使える。企業や製品をPRするだけではなく、月山めのうという素晴らしい素材、山形の魅力を県外に発信するツールとして役立ちたい」と話す。PR方法など販売戦略に県よろず支援拠点の助言を受けた。問い合わせ、申し込みは同店023(682)8330。

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July 11, 2020 at 10:42AM
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