ネットモール運営事業者向けの枠も新設
経済産業省は、企業や団体の製品安全に関する取り組みを評価する「令和2年度製品安全対策優良企業表彰」（PSアワード2020）の募集を開始した（プレスリリース）。製品開発における安全性確保の仕組みや体制、事故発生時の対応の制度の整備、社内外での製品安全文化の醸成の取り組みなどについて評価するもの。社会における製品安全の価値の定着を狙っている。
募集期間は2020年6月23～9月8日。消費生活用製品に関わる全ての企業・団体が応募対象となる。今回から、重点テーマそ設定。具体的には、「グローバル・サプライチェーン管理に対する取組」「高齢者の安全確保に向けた取組」の2つを重点評価する。加えて、消費生活用製品の購入におけるインターネット通販の高まりを受け、本年度から特別賞に「ネットモール運営事業者部門」を対象とした賞を新設した。
PSアワードは2007年に第1回がスタートし、今回が第14回となる。製品安全に積極的に取り組んでいる製造事業者、輸入事業者、小売販売事業者、ネットモール運営事業者、各種団体を「製品安全対策優良企業」として表彰するもの。製品自体の安全性は問わず、あくまで企業・団体全体の製品安全活動に関する取り組みに焦点を当てる。
2019年度は、大企業製造事業者・輸入事業者部門で、リコーが技術総括・保安審議官賞を、サマンサタバサジャパンリミテッドが優良賞（審査委員会賞）を受賞。中小企業製造事業者・輸入事業者部門では、山本光学が経済産業大臣賞を、アイリスオーヤマが優良賞（審査委員会賞）を受賞している。
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2019年のPSアワードの表彰式の様子
（出所：日経クロステック）
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June 23, 2020 at 01:00PM
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今年は高齢者とサプライチェーンにフォーカス、経産省が製品安全優良企業の応募を開始 - ITpro
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