新型コロナウイルスが物の表面に付着して、残る時間が短いとする論文がある銅を
感染防止に役立てようと、製品の開発が広がっています。
アメリカの研究所などが新型コロナウイルスが物の表面にどれぐらいの期間付着するかを調べた論文を発表し、このなかで銅はプラスチックなどに比べて残る時間が短いとされています。
大阪・大東市に本社があるプラスチック製品のメーカーの「第一精工舎」は銅を練り込んだつり革を開発しています。
プラスチックに練り込む銅の比率を最大で70%まで高める技術を活用しており、現在、鉄道会社に試作品を提供しているということです。
第一精工舎の石田恭彦社長は「会社の技術が感染防止に役立つことにやりがいを感じている。いち早く製品を届けられるように急いで生産を進めたい」と話していました。
銅を使った製品ではこのほかにも、群馬大学大学院などの研究グループが繊維状の銅で作ったシートを「光触媒」と呼ばれる微粒子で覆った製品を開発しています。
マスクやドアノブをこのシートで覆うことで感染防止につながると研究グループでは期待しています。
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May 05, 2020 at 05:43AM
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感染防止に 銅を使った製品開発|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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