模型の前でイオンエンジンシステムの説明をする細田さん(右)=武豊町のゆめたろうプラザで |
昨年7月に小惑星「りゅうぐう」へ再着陸し、地下の岩石採取に成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」にまつわるトークショーが15日、武豊町の町民会館(ゆめたろうプラザ)であり、小学生から大人までの200人がつめかけた。
「『はやぶさ2』トークライブ シーズン2〜リュウグウにて奇跡を起こしたミッションの数々。そして地球へ〜」と銘打って開催。JAXA宇宙科学研究所の研究員で、はやぶさ2のイオンエンジンシステムを担当した細田聡史さん=新城市出身=が登壇した。
第一部では、はやぶさ2の構造や仕組みを紹介。静電気の原理が活用されたイオンエンジンについては、「弱い力ながら長く吹けるのが特徴。例えば皆さんが口の前に手を当て息を吹いた時、その『フー』という音が自分でも聞こえないくらいの強さ」と説明し、会場からは「へぇ〜」と感心した声が上がった。
第二部では、一時間にわたって参加者から募った質問に回答。最後は「宇宙科学とはゼロから一を見つける“発見”と、一を百にする“発明”。宇宙は十年、二十年単位の世界で、若い世代を育てるのは大人の役目。これからも頑張っていきます」と締めくくった。
トークショーは、はやぶさ2のミッションや宇宙に関する見識を広めてもらおうと、町などがJAXA宇宙科学研究所と共催。町内には宇宙ロケット分野で「はやぶさ」「はやぶさ2」とも深い関わりがある総合化学メーカー「日油」(東京都渋谷区)の武豊工場もある。
(高田みのり)
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February 16, 2020 at 03:05AM
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JAXA研究員が「はやぶさ2」解説 武豊:愛知 - 中日新聞
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