名前が示すようにあくまでコンセプトですが、CES 2020では実際に遊べる試作モデルが展示されています。
コンセプトモデルの主な仕様は、8インチ 1900 x 1200 ディスプレイ、第10世代インテルCoreプロセッサ、Thunderbolt接続、WiFi、Bluetooth など。
しつこいようですがコンセプトモデルなので、実際にポータブルゲーミングタブレットを販売するか、するとしてどの程度このモデルに近いのか、価格等々はまるで未定。
プロセッサも一応インテルのために最新世代搭載を謳いますが、仮に製品化するなら、その時点での最適なプロセッサになるはずです。
コンセプトとしての特徴は、言うまでもなく中身がWindows 10 PCであること。ARMではなくCoreプロセッサなので、Windows 10用の大作と言われるゲームも、設定さえ落とせば全く同じものが動きます (起動できる最低要求仕様に届けば)。
原理的にSteamも動くため、スイッチのようにAAAタイトルが移植されるか、どれくらい遅れるかを気にする必要もありません。
左右に着脱式のゲーミングコントローラ、背中に一体型キックスタンド、ドックに載せてモニタ出力はニンテンドースイッチと同じ。
外したコントローラのあいだに噛ませてゲームパッドにするパーツまであります。
ゲームパッドの配置や使い勝手は、エルゴノミクスを追求したというわりに「うーん、慣れもあるし難しいですよね」と濁さざるを得ませんが、Windows タブレットなので、手持ちを諦めれば Xbox Elite なりお好みのコントローラを使うこともできます。
本体もニンテンドースイッチよりかなり大きく、仮にこのままのバランスで製品化されたなら、両手持ちで長時間プレイしたくなる重さではありません。
CPU / GPU の型番やクロック、RAMの量などは、発売未定のコンセプト時点でそこを判断されても仕方がないため非公開。デモではそこまで負荷が高くはないものの見栄えのするタイトル World War Z が、ドック状態で問題なく滑らかなフレームレートで動いています。
(World War Z の最低要求仕様はGeForce 650Ti / Intel 630 / Radeon HD 5870、RAM 8GB。推奨でGTX 960 / 16GB)。
ドック(電源)接続時はハンドヘルドモードより速くなるのはニンテンドースイッチと同じ、というよりモバイルPC本来の挙動ですが、モバイルプロセッサではこの場合の性能向上マージンが大きいことはコンセプトの優位点かもしれません。
コンセプトレベルの話としては、常に要求性能が上がってゆく本格的なゲーミングPCに対して、小さなタブレットが互角になることは物理法則的にあり得ませんが、それでも近年のモバイルSoCやGPUの進化で、AAAといわれるグラフィック重視の大作でも「動くことは動く」「まあまあ動く」ゲームが増えてきたのは確か。
PCゲームだからといって処理速度が必要なわけではなく、ゲーミングを考慮していない単なる超小型ハンドヘルドPCで軽いゲームを遊んでいるゲーマーもいるのは事実です。
また重い大作ゲームであっても、シングルプレイやすでに慣れた部分ならば、設定を最低に落としてもとりあえずどこでも、出先でも遊べること自体がうれしい場合もあります。
現れては消えてゆくゲーミング志向ハンドヘルドWindows PCですが、デルのような大手がはやく製品化してほしいものです。
動画は本家Engadget の Devindra 先生によるハンズオンレビュー。
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January 07, 2020 at 08:08PM
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