Chromebookは外出先でのモバイル仕事や教育現場での学習ツールとして広く活用されていますが、ことゲームの分野では他のデバイスよりも後れを取っていました。
そんななか、GoogleがChrome OSでのゲームプラットフォームSteamの公式サポートに向けて動いており、将来的に膨大な数のゲームが遊べるようになる可能性があるとの噂が報じられています。海外テックサイトAndroid Policeは、先日のCES 2020にてChrome OS担当製品管理ディレクターKan Liuが同誌の編集長に直接、GoogleがSteamをChrome OSに導入することに取り組んでいると示唆する手がかりを伝えたと報じています。
具体的にいつSteamがChromebookに来るかは言及されていませんが、Chrome OSのLinux互換により実現する見込みと確認されたとのこと。Googleは昨年の開発者会議Google I/Oにて「2019年に発売のChromebookはすべてLinux対応」と発表済みであり、実際に多くのChromebookでLinuxが利用可能となっています。
すでにLinux向けのSteamは提供されており、LinuxでWindowsゲームを直接インストールおよびプレイも可能となっています。つまり現状でも多くのChromebookでSteamゲームは遊べますが、公式にサポートされていないため、各ゲームも最適化されておらず、そう高いパフォーマンスは実現されていません。
さらに問題となるのは、どういったSteamゲームがChromebookでのプレイに向いているかということです。現在入手可能なChromebook製品のほとんどは3Dアクセラレーションに制約あるGPUしか搭載されておらず、必然的にゲームにも制限が課されてしまいます。
この点についてLiu氏はより強力なデバイスが登場し、特にAMD製Chromebookにはディスクリート(CPUとの統合型ではなく独立した)GPUが搭載される可能性を暗示しつつ、将来の状況は変化するはずだと述べたとのことです。
またLiu氏は、PlayストアからChromebookにダウンロードされるAndroidアプリのうちゲームは最もダウンロード数が多いカテゴリであり、Steamのサポート追加はそうしたゲームを楽しむ人々にとても魅力的になるだろうと語ったとされています。
Chromebookにはもう1つの選択肢、ゲームストリーミングStadiaも用意されています。そちらとの棲み分けはどうなるのか。米9t5Googleは、Stadiaは強力なハードウェアなしにゲームプレイを可能とするが、そうしたローエンドChromebookはSteamゲームを満足には遊べないため、なんら競合するものではないとコメントしています。
いずれにせよ、今回の噂はChromebook市場やユーザーにとっては朗報といえます。ハイスペックなChromebookとしてはGoogleのPixelBook GoのほかSamsun のGalaxy Chromebookも発表されましたが、もしも公式にSteamがサポートされれば活用の幅が広がり、より多くのメーカーが高性能なCPUとGPUを備えたマシンを投入することに繋がるかもしれません。
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January 18, 2020 at 12:51PM
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